リビングファームは2012年3月、日本で始めて家庭で楽しむLED付き水耕栽培器システムを販売開始しました。
以来多くの方々にご家庭で種から苗を育て、無農薬野菜を収穫する水耕栽培を楽しんでいただいております。
一方、水耕栽培で無農薬野菜を大量に作る大型植物工場も全国に200個所以上が作られました。
多くの企業や学校が水耕栽培植物工場に注目、研究を重ねて、世界的にもトップクラスの技術を持つ国の一つになりました。
そして無農薬野菜を望まれる健康志向の方も年々増え、リーフレタスなど植物工場生産の野菜が店頭で多く見られます。
今後、水耕栽培は近未来の農業として、家庭でも新しい室内園芸として皆様の生活に定着してしていきます。
このたびリビングファームでは家庭で楽しむ水耕栽培を進化させ、さらに植物工場の技術を活用した野菜テラスFL−1を開発しました。
まさに超小型植物工場です。
野菜テラスは介護老人ホーム、ハンデキャップのある方が通う支援学校そして会社の職場などに置かれて癒しの空間を作ります。
野菜やハーブを種から育てる過程を楽しめます、そして収穫して皆さんで無農薬野菜を食べる楽しみがあります。
1)野菜テラスFL−1の特長 超小型植物工場
特長1:栄養豊富な野菜が収穫できます
リビングファームが従来より発売している植物栽培用LEDと新開発した紫外線LEDが装着されています。
この高機能LEDなどにより露地栽培と同等のビタミンC含有の野菜が作られ、他のビタミンやポリフェノールなど栄養価満点の野菜が収穫できます。
紫外線LEDによりビタミンCが通常LEDと比較して36%アップしました(当社実験による)
しかも育成中、一切農薬を使用しないので安全・安心の無農薬野菜が収穫できます。
液体肥料は野菜が光合成により生長するのに必要な栄養(窒素、リン酸、カリと最低必要元素)だけで
す。土耕栽培に比べても無駄な、有害な物質は一切含まれていません。
特長2:いろいろな野菜を種から育成します
まず苗作りラックで野菜やハーブの種から苗を作ります。
その内良く育った苗を本体の野菜テラスに移植し収穫まで育てます。
最終的にこ野菜テラスFL−1では毎日1〜2株の野菜が収穫できます。
主にリーフレタス類としてマザーグリーン、マザーレッド、グリーンウエッブ(以上タキイ種苗)やエンダイブ、ロメインレタスなどの葉物野菜ケール、ルッコラ、イタリアンパセリなど栄養価満点の野菜やハーブが育ちます。
特長3:普通のお部屋、事務所などで育てます。
野菜テラスFL−1を設置する場所はエアコンなどの整ったお部屋で育てられます。
特に閉鎖的植物工場のような完璧な環境は必要としませんので多大な初期費用が掛かりません。
お部屋の環境としては室温として10℃〜30℃ぐらいですが、野菜が順調に育つ最適な温度は25℃です。
お家の一部のお部屋に設置しますと、5〜6人のご家族無農薬野菜が毎日食べられます。
特長4:良い環境での農作業です
空調の効いたお部屋で育てますので、暑い夏、寒い冬でも大変快適な作業です。
シニアの方、女性の方、ハンデのある方でも簡単で直ぐに出来る仕事です。
野菜を種から育て、成長する様子を間近で体験でき、まさに癒されます。
特長5:初期投資、ランニングコストが低く抑えられます。
野菜テラスFL−1の1台の標準価格は45万〜55万、これには本体価格、消耗品(約半年分)、メンテナンス指導料を含みます。
月間のランニングコストは電気代が約3000円 肥料代(6ヶ月以降)2000円などです。
それにお部屋のエアコン代、照明代、水道代が掛かります。
2)野菜テラスFL−1の仕様
@フレームはアルミサッシを主体で樹脂トレイなどで軽量設計外形寸法
W:1500,D:510、H:1850mm
A液体肥料液を貯蔵するボックス(貯蔵量約40L)と循環用ポンプ
BLEDの仕様
高輝度植物栽培用 LED600R 8本装着
LED600R1本につき:赤LED10個、青LED4個、白LED8個 計22個
高輝度植物栽培用LED600W 4本装着
LED600W 1本につき:赤LED4個、青LED2個、白LED16個 計22個
紫外線LED360UV(UV−A) 2本装着
LED360UV 1本につき:LEDUV(波長310〜400nm)
12個この紫外線によってビタミンCが露地栽培と同等の野菜を育てます。
C苗作りラック外形寸法
W:600、D:250、H:580LED600R 1本装着 天板付き
育苗キット(育苗ケース、育苗トレイ、培地など)3セット
D消耗品、付属品 種子:リーフレタス、ケールなどご希望に合わせて6種
液体肥料:ベジタブルライフA(OTAアグリ株式会社) 1L 5本
ウレタンスポンジ培地(25mm角、Hスリット) 400個
育成ポットS 100個
計器類:ECメーター&水温計、室温温度計
Eその他講習料、設置料、メンテナンス(3ヶ月)なども含む
3)野菜テラスFL−1の価格
野菜テラスFL−1 品番 FL−1001標準価格 550,000円
野菜テラスFL−2 品番 FL−1010(苗作りラックなし)標準価格 520,000円
その他ご要望に応じてカスタム仕様あります、お見積いたします。
4)野菜テラスFL−1の野菜・ハーブの育て方
@まず苗作りラックで野菜やハーブの種から84株の苗を作ります。
タネを植えるところはウレタンスポンジ培地です。
スポンジ培地はH型のスリット(スキマ)がもうけています・・これはリビングファームの特許です。
スポンジ培地をしっかりと水に浸し、1つの育苗トレイに14個並べます。
大きい種(ペレット状の種子)は1つだけH型の真ん中の1cmぐらいの深さに植えます。
小さな種(ルッコラやバジルなどの種)はH型の両端と真ん中の3箇所に上から6〜8mmぐらいの深さに植えます。
育苗トレイは培地の下が2cmほど空間があります。
培地から伸びてくる根が真っ直ぐと抵抗なく伸びていきます・・・これも特許です。
ネームプレートに植えたタネの名前と数量、日にちなどを書き、育苗トレイの端のミゾに差します。
スポンジ培地を並べた育苗トレイを育苗ケースに2個入れ、上からしっかりと水を差します。
水は育苗トレイが浸かるところまで入れます。
水やり後は透明なラップで水が蒸発しないように被います。
その上から黒いビニールを被せて1日ほど光を遮断します。
光が無いところで発芽を促進する種があり、念のため1日間だけ暗くします。
二日目以降は明るいところに置き、培地のスキマから発芽するのを待ちます。リーフレタスなら3〜5日でほとんど発芽が始まります。
発芽が始まったら、直ぐに苗作りラックのLEDの光を当てます。
LEDの光の照射は1日16時間に設定します。
本葉が出始める頃からは根も長くなっていますので、液体肥料(ベジタブルライフA)を与えます。
育苗容器の液体肥料の入った水(液肥)は150倍ぐらいに薄めます。
リーフレタスなら12〜15日で定植の時期になります。
B育った苗を野菜テラスに定植します:定植から1〜15日
芽が1〜2cm、根が10cm以上になったら定植の時期です。
良く育った苗を選んで培地ごと育成ポットSに差し込みます。
その深さは根の長さにより調節します。
ポットに入れた苗を本体の野菜テラス1(1番植えのテラス)の48個を穴に入れます。
LEDの高さを下げて苗との距離を15cmぐらいにします。
液体肥料ボックスには20Lの水を入れて、液体肥料ベジタブルライフAをキャップで16杯ほど入れます。
液体肥料の濃度はEC値約1.7〜2.0です。
液肥の流量は外付けの赤いバブルノブで調整します。
C苗を最終移植します :定植から15〜35日
テラス1でよく育って背丈10cm以上になった苗はテラス2またはテラス3に移植します。
野菜テラス2には24個の穴があります。ここには比較的横幅が広がらない野菜を植えます。
野菜テラス3には16個の穴があります。横幅が大きく広がる苗を移植します。
苗の背丈に応じてLEDの天板を下げます、野菜の先端とLEDの距離は15cmぐらいから始めます。
苗の成長に合わせてLEDの高さを調節します。紫外線LEDも点灯します。
点灯時間は16時間点灯し8時間消します。(24時間点灯しますと早く育ちます)
液肥(EC値1.7〜2.0)を3〜5日ごとに補給します。
D収穫時期です:定植から25〜30日
大きく育ったリーフレタスを収穫します。
一度に茎をカットして収穫せずに、周辺の大きくなった葉っぱから摘みます。
中心の芽を残しますとまた数日で大きいリーフレタスになります。
このようにして野菜によっては数回、1ヶ月以上も収穫が続けられます。
収穫したリーフレタス、ケール、エンダイブなど無農薬で育てていますので、少し水洗するだけで
召し上がれます。
根が黒くなって、葉っぱが元気が無くなったら収穫終了です。
5)野菜テラスFL−1のあるシーン
シーン@介護ホーム、障害者施設などで緑一杯の癒しの野菜テラスです。
少し介護の必要とするシニアや障害者のある方でも自ら種を播いて育てることが出来ます。
自分が播いた種が発芽していく様子、そして苗を定植して育っていく様子を見ることで喜びと癒しになります。
育った野菜やハーブを収穫してサラダなどにで食べる喜び、そして栄養価があり新鮮な野菜で元気になります。
皆さんで育つ喜び,食べる喜びを分かち合いいます。
シーンA会社内、事業所内などの交流の場で野菜テラス
一日中のパソコン業務で目も体も疲れます。
昼休みや休憩時間に集まる場所にある野菜テラスの緑に癒されます。
好きな野菜の種を植え、育っていく様子を見ながらスタッフ間での話の種になります。
ビタミンの少ない外食やお弁当にその場で収穫して添えるだけで午後の仕事に活力が湧きます。
近未来の農業技術を体験しながら、会社の未来事業に何かが見えてきます。
シーンB研究所の実験室にある野菜テラス
植物の育成、LEDの植物育成効果研究、肥料の効果などを身近で実験しながら、近未来の農業や植物の研究に役立てます。
無農薬で育てますので、植物の成分分析などに正確な数値が期待できます。
シーンCイタリアンレストラン、カフェなどで無農薬野菜を供給する野菜テラス
無農薬野菜を売りものにするレストラン、新鮮サラダをお店の特長にしたいレストラン。
お料理にバラエティに富んだ野菜を添えてたレストランなどではお客様の注目度が違います。
お客様は目の当たりに作られる無農薬野菜にご満足いただけます。
シーンD都会の空き家を活用した街中野菜農場TownFarmの野菜テラス
タウンファームには野菜テラスFL−1を4〜6台導入します
東京には80万軒以上の空き家があります。
その空き家、空き室に野菜テラスFL−1を数台設置すると近未来農場になります。
その空き家、空き室を低価格で改装するだけで地域に直結した街中野菜農場になります。
タウンファームは小型植物工場です。
地域の方々が欲しい野菜、ハーブを1年中新鮮な状態で供給できます。
地域のレストラン、カフェ、食品スーパーとコラボして彼らが必要とする無農薬野菜を作ります。
タウンファームは究極の地産地消農場です。
無農薬野菜を数種類アソートしてフレッシュサラダにして販売します。
無農薬ケールはスムージーにしたり、バジルはジェノベーゼソースにして提供します。
空き家、空き室に野菜テラスを数台設置し、特にビタミンやポリフェノールなどの栄養価にこだわって野菜やハーブを育てます。
栄養価では王様のパセリやイタリアンパセリ、青汁の素のケールなどを育てます。
栄養価では評価の高いベビーリーフもリビングファーム方式で育てます。
クレソンは栄養価では特に優れており、ミネラルが一杯のエンダイブなども育てます。
新鮮ラディッシュも収穫できます。
都会の空き家、空き室に究極の地産地消と究極の低コスト野菜工場が実現します。
タウンファームは健康をテーマにした近未来農業の姿の一つです。
この野菜テラスFL−1 および 街中野菜工場 TownFarmについてのお問い合わせは
リビングファームまで メール :info@living-farm.jp
電話 :03-3378-5200 長尾 まで
野菜テラスFL−1の実物はリビングファームのショールーム(東京・中野)でご覧になれます
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