寒い冬のリーフレタス収穫



昨年2014年暮れ、水耕栽培のショールームの大掃除を兼ねてほとんどの野菜を収穫しました。
リーフレタスは通常は周りの葉っぱから収穫して何回にも分けて食べてますが、写真のように根が大きくなり
少し黒い根が出始めるころは終わりに近づいたので、葉っぱの茎のところから収穫します。
寒い冬は、室内でも夜間はかなり冷えますので、成長が大変鈍化し、葉っぱの大きさも夏の半分ぐらい
です。やはり野菜の成長には温度が大変重要で、寒いとまず葉っぱの周辺から水分が蒸散されなくなり、
根からの養分が極端に少なくなってしまうことに因ると思います。また写真のように葉っぱの先端が黒く
枯れたようになるのはチップバーンと言って、カルシュウム不足からなるようです。チップバーンの発生を
止めるのはなかなか難しく、カルシュウムの多い肥料をあげてもダメで、葉っぱ全体がバランスよく成長
させるように空気の流れを作り蒸散を活発にする方法があると思います。
リビングファーム水耕栽培はお部屋の中で一緒になって育てることを主眼としております、やはりお部屋の
中も人が生活しやすい状況を作ることが、植物にもありがたいようです。まさに人と野菜の共生の場を作る
ことが大切と思っております。