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ミニトマトを水耕栽培で苗作りから育てます
ミニトマトは背丈が大きくなるので、葉野菜などを水耕栽培するより一工夫必要です。
ミニトマトを水耕栽培で育てるにはいろいろの方法があります。
1)ミニトマトの苗を水耕栽培で作り、その後苗を水耕栽培キットで育てます。
2)ミニトマトの苗を水耕栽培で作り、その後ロックウールで水耕栽培します。
3)ミニトマトの苗を水耕栽培で作ってからプランターや畑に定植して育てます。
4)中型水耕栽培でミニトマトを苗作りして水耕栽培で育てます
いずれの方法でもミニトマトの苗は市販の種から水耕栽培で作ります。
ミニトマトのタネから育てるのに、一番の難関はタネを発芽させることです。
タネを発芽させ、健康的な苗ができればほとんど成功です。
その苗つくりの革新的な方法がリビングファームの水耕で育苗です
市販のタネを水耕栽培で育てるとこれらのことが解決します。
1)お好きなミニトマトの種をご購入します。 なるべく甘味の多い品種が良いです。
2)ミニトマトは日照時間の長くなる時期にタネを播きます。
3)タネ1、2粒を1つのスポンジ培地植えますので発芽効率が高いです。
4)毎日、目の当たりで発芽から苗作りまで管理しますので失敗が少ないです。
5)出来た雑菌の少ない健康的な苗を水耕栽培で育てたり、プランターや畑で育てます。
水耕で育苗はこれからの新しいガーデニングの主流になます。ぜひご家庭で始めてください。
ミニトマト、トマトの新しい苗つくりをご紹介します。
[準備するもの]
そしてLEDスタンド(6W以上)、陽の当たる場所
[水耕栽培 苗作りキットを使ってミニトマトの苗作り]
タネを植えるところはウレタンスポンジ培地です。
スポンジ培地はH型のスリット(スキマ)がもうけています。
ミニトマトの種はH型の真ん中の1cmぐらいの深さに植えます。
培地の素材はウレタンを発泡させており、種から出てきた根がスムーズに伸びます。
[ミニトマトタネ植えの手順は]
まずスポンジ培地をしっかりと水で湿らせます。
湿った培地にタネをスリットに植えてから、育苗トレイの上に置きます。
育苗トレイは培地の下が2cmほど空間があります。
培地から伸びてくる根が真っ直ぐと抵抗なく伸びていきます・・・これも特許です。
ネームプレートに植えたタネの名前と数量、日にちなどを書き、育苗トレイの端のミゾに差します。
14個のスポンジ培地を並べた育苗トレイを育苗容器に入れ、上からしっかりと水を差します。
水は育苗トレイが浸かるところまで入れます。
この水には肥料は入れません。
この水やりは重要で、タネが水にしっかりと浸透しないと発芽作用が起きません。
そのために水やり後は透明なラップで水が蒸発しないように被います。
ラップかけは大変重要です、一度濡れたタネが乾燥すると、そこで発芽過程が止まってしまいその後、水をやっても発芽が起きません。
[タネが発芽する必要な3つの条件]
一つ目は水です
タネの内部に水が浸透することで発芽する発芽ホルモンが出てきます。
そのホルモンが働いて胚乳の中で発根、発芽する為のエネルギーができます。
二つ目は温度です
ミニトマトのタネは15〜25℃が適温です。
寒い冬は発芽しませんし、夏の暑いときも発芽が止まることもあります。
また寒い冬を越したタネは発芽し易くなります。したがってタネをまく前に寒い冷蔵庫におくことは効果があります。
三つ目は空気(酸素)です。
酸素は胚乳の中の養分がエネルギーを作るときに使われます。
スポンジ培地には適当に気泡がありますので酸素の供給はスムーズのようです。
[光は種の発芽にどの様に影響するか]
タネによっては発芽するときに光を必要とする植物種と暗いところで発芽するものがあります。
光が当たると発芽するタネを光発芽種子といい、抑制されるのを暗発芽種子といいます。
市販のタネの説明書にはほとんどその説明がありません。
そのため念のため、透明ラップを被ってから黒いビニールで一日ぐらい被せてあげます。
二日目以降は明るいところに置き、培地のスキマから発芽するのを待ちます。
ミニトマトの種は5〜7日で発芽が始まりますが、種子により差があります。
培地のスキマをのぞいて見ると種の様子がわかります。
根も出ていないタネは発芽が止まっていますので、再度水を与えてます。
培地の下を見ると小さな根も出ています。
培地のスキマから緑の子葉を見たときは感動します。
[光を当てる]
発芽を見たら直ぐに光を当てます。
日中は太陽の光が当たるところに6時間〜8時間ほど置き、夜間はLEDスタンド、蛍光灯の光を当てます。
陽の当たらない場所で育てるときは、やはり10W以上のLEDまたは蛍光灯が必要です。
リビングファームのLED360(10W),600(21W)をご使用の場合は1日16時間ほど当てることで充分です。
[徒長現象]
光が不足していると、茎だけが伸びる徒長現象が起きます。
あまり茎が伸びすぎますと、苗が不安定で育てづらいです。また徒長した苗を定植するときに土深く植えることになります。
[苗の肥料]
最初に出てきた葉っぱが子葉です。
本葉はそれから数日すると真ん中から小さな葉っぱが出てきます。
それまでは肥料は与えなくても育ちます。栄養は種の胚乳や子葉から供給されます。
本葉が出始める頃からは根も長くなっていますので、液体肥料(ベジタブルライフA)を与えます。
液体肥料ベジタブルライフAには植物に必要な全ての栄養素が入っています。
[必要な栄養素]
窒素、リン酸、カリウム、カルシュウム、マグネシュウムそしてイオウなどの必要元素と微量元素が野菜などの育成に最適な割合で溶け込んでいます。
ベジタブルライフAは一液なので取り扱いが簡単です。大体200倍に薄めて使用します。
植物は光合成にこの栄養素だけを吸収し、水と二酸化炭素を分解してブドウ糖そしてデンプンが作られます。
本葉が大きくなるにつれ、日中は室内で太陽光の当たる場所に置きます。
夜間はLEDスタンド、蛍光スタンドの下で育てます。
春から夏にかけて日照時間が長いときは8〜10時間ぐらい窓辺に置きます。
野菜によっては2個以上培地にタネをまきますので、培地から芽が1っ以上出てきた時は、芽を摘んで摘心します。
基本的には1つの培地には1つの苗を育てるのが良いようですが、野菜によっては2株あっても育ちます。
[ミニトマトの苗を定植する]
ミニトマトの苗は径が2cmぐらいになったら定植時期です(タネ植えから10〜15日ぐらい)。
ほとんど雑菌の少ない健康的な苗ができます。
[苗を定植します]
いよいよ大きくなった苗を定植する時期です。
大きくなった苗を定植する3通りをご紹介します。
時期や予算に応じてお選びください。
[定植の方法1・リビングファーム水耕栽培]
水耕栽培をそのまま進める方はリビングファームの育成ココベジキット(定価3,500円)を用意します。
ウレタン培地ごとハイドロボールと一緒に育成ポットに定植します。
この栽培方法はハイドロボールの効果が発揮して、丈夫な根が多くできます。
育成ポットを育成ボックスにおきます。
その後は約3週間ほど、日中は陽の光を充分に与え、夜間はLEDまたは蛍光灯で育てます。
リビングファームのLED360,600だけで育てる方は1日16時間ほど照射して育てます。
ミニトマトは茎が長く伸びるので、伸長に応じて支柱とLEDなどの光源を上げていく仕掛けが必要です
[定植の方法2・ロックウール水耕栽培]
ミニトマトにはこのロックウール水耕栽培が適しています。
ミニトマトの果実成熟にはトマトの甘味が重要で、ロックウール培地は水の適当な調整ができます。
ロックウールの培地の穴にミニトマトの苗を入れ、ハイドロボールで固定します。
ロックウール培地を育成ボックスにハイドロボールで固定します。
液肥をハイドロボールは浸るぐらい入れます。
この方法は水の管理をしっかりして美味しいミニトマトができます。
ミニトマトは茎が長く伸びるので、伸長に応じて支柱の仕掛けが必要です。
水の管理は難しいので水位計などを差し込むと良いです。
[定植の方法3・土耕栽培]
水耕栽培で出来たミニトマトの苗を培地のままプランターや畑の土に植えます。
培地が隠れるように土を被せて、上からしっかりと水を差します。
少しの期間(1週間ほど)液肥を与えた後は、市販の油かすなどの有機肥料などでも育てられます。
その後は市販の苗を育てると同じように育ててください。
水耕栽培で種から育てた苗は、病気もなく丈夫な苗に育ちます。
またホームセンターやお花屋さんで苗を購入するよりかなりお安く苗作り出来る方法です。
〔ミニトマト育成4:中型水耕栽培RHシリーズ〕
苗作りから育成まで一貫して水耕栽培とLEDで育てます。
ミニトマトの苗を育ててから育成ボックスに定植します。
ミニトマトの茎が伸びていくにしたがってLEDの高さを上げていきます。
ミニトマトの花芽を沢山付ける為には光の量が必要です。
外のベランダに置いて育てることもできます。
LEDを側面につけることも出来ますが、費用が掛かります屋外の温室に置いたり、窓辺の陽の射す場所に水耕栽培器RHを置きます。
茎はどんどん伸びていきますので、茎が柔らかいうちに横にはわせていきます。
リビングファームショップにはいろいろな水耕栽培キットがあります
リビングファームの水耕栽培苗作りキットはいろいろと用意されていますご利用ください。
家庭用水耕栽培器