植物栽培に最適な赤色LEDと青色LED

家庭用の水耕栽培機器の光源はほとんどLEDを装着されております。
LEDで植物が育つことは本当に不思議なことですが、太陽の白い光を分解してみると
なるほどと理解できます。
リビングファーム水耕栽培キットに装着されている代表的なLED360Rは1本に
つき赤色LED6個と青色LED2個そして白色LEDは4個です。
なぜ赤色、青色LEDを使っているのかお話いたします。
ほとんどの植物は太陽からの光で光合成をして人類、動物に必要なブドウ糖を合成して
おります。
太陽の白い光を分解すると上の表のように青色から赤色まで波長により分かれます。
雨上がりの空にできる虹を思い出してください。
陽の光が分解されて紫色から赤色に変化しています。これは光の波長の違いです。
その中で青色の440nmと赤色の660nmの波長の部分がほとんど葉っぱに吸収
され光合成に必要なエネルギーになります。
緑色とか黄色の部分の多くは葉の表面で反射されて、我々に緑に見えています。
緑の一部は葉の中に入り込み、あるいは透過してエネルギーに変換されます。
ですから青と赤の色は植物にとって大事な色なのです。

現在多く使われている白色LEDは青色と緑色にフィルターを付けて白く見せています
ので赤の部分は少ないです。
但し一部に高級LEDでRGBタイプのものは赤色の波長も入っているのもあります
赤色、青色LEDで照射した植物はほとんど吸収してくれるので、少ない電子量すな
わち少ない電力でも効率がとても良いのです。
ちなみにリビングファームのLEDの消費電力は月間約120円ぐらいですみます。
少ない電気代で写真のような本格的な野菜を育てることができ大変エコです。
また青色単色によりアントシアニンなどのポリフェノールなどの抗酸化成分が多く
出来ることが玉川大学などで発表されています。
白LEDを多くしたLED360W
