徒長(とちょう)とは


徒長(とちょう)とはあまり聞きなれない言葉ですが、植物育成ではしばしば起きる現象です。
植物が育つ時に欠かせないものは光です、この光が少なかったりすると茎の部分だけが写真のように
伸びてしまいます。リーフレタスの野菜の種をウレタン培地に植えてから、育苗容器と育苗トレイで
水耕栽培で育てますが、最初の1,2日は黒いビニールで種に光が当たらないようにします。
ほとんどの種は光を必要としますが、中には光が当たると発芽が抑制される植物もあります。
なかなか光発芽種子か暗発芽種子か判別できないので、とりあえずリビングファームではまず1〜3日
黒いビニールで囲ってから、光を与える方法をとっています。
そこでたまに失敗があります。ビニールカバーを取り忘れたり、暗いところに置き忘れた時に起きる
現象が徒長です。発芽後とにかく光を求めて茎だどんどん伸びるのです、モヤシと同じ現象です。
このように伸びすぎると定植でトラブりますので、再度種植えしたほうが良いでしょう。
発芽後はココベジのLEDに極力近づけてしっかりと光を与えてください。