LEDの植物育成効果について 4月13日


今、LEDはいろいろな照明として使われて、省エネという意味でまさに時代の寵児的照明デバイスです。
ただLEDは照明という効果だけでなく、植物の育成すなわち植物の光合成促進に素晴らしい効果があることが判ってきました。ここ数年来新設されている人口光型植物工場ではほとんどLEDを装備しております。
リビングファームの最初の水耕栽培器から植物育成用LED(赤、青、白LED)を使っておりますが、そのLEDの色により植物育成の効果が違ってきます。
昨日千葉大学内で行われたNPO法人植物工場研究会でもLEDが取り上げられ、三人の先生方による最新の植物育成用LEDについてのお話がありました。
その中で千葉大学の後藤教授のお話で、赤LEDと青LEDの植物への成長具合の研究が発表されました。
赤・青系のLEDで重要なのは赤・青LEDの比で成長度が大きく異なるようです。
一番成長が良かったなの赤:青=3:1が葉っぱと茎の成長でバランスが良く、全体にも大きい株に育ったとの研究成果が発表されました。
リビングファームのLED360もまさに赤LED6個、青LED2個と3:1の割合です,改めてその効果に自信が持てました。
また青LEDはアントシアニンの増加に働きかけるとのことで、リビングファームLED360.LED600ともに植物栽培に素晴らしい効果があることが再認識されました。
また紫外線によるアントシアニン発生効果についてもお話いただきましたが、ただLEDには紫外線は発生が少ないので、日中は植物を陽の当たる場所に置かれることを推奨します。