モロヘイヤを水耕栽培で育てます (1) 8月29日
夏になると栄養価が高いとの評判で、ご家庭でよく調理されるモロヘイヤはアラビア語(王様の野菜の意味)で本来はシマツナソ(縞綱麻)とかタイワンツナソなどと呼ばれているそうです。
モロヘイヤは若葉を食用とし、刻んだりゆでたりすると特有の粘りをもちます。
栄養価ではレタスと比較するとカルシウム約10倍、カロテン40倍、ビタミンB1は4倍、ビタミンCは12倍と、食物繊維などに富む緑黄色野菜の代表格で、パセリと同じくらい栄養価が極めて高く「野菜の王様」でもあります。
原産地はエジプトのようでインドや地中海沿岸では古くから食べられていたことが知られておる、現在もエジプトなどで栽培が盛んです。
日本では10数年前よりその栄養価で注目されており、オシタシ、味噌汁に使われたり最近ではエスニックなスープとして人気があります。
リビングファームでは今年初めて水耕栽培で育て始めました。



まず驚いたのはその生命力の強さです。市販のモロヘイヤの種をスポンジ培地に植えて(8月12日)みますと、翌日にはもうタネが活性化されて、芽と根が2日目にははっきりと確認されました。
その後モロヘイヤの苗はどんどん成長してほとんどの培地から発芽が見られて、発芽率は95%以上でした。



種植えから10日(8月22日)で根も苗も大きくなって、育成ポットに定植しました。
育成ポットを育成ボックスに置き、小型水耕栽培器ココベジiのLED360で育て始めましたが、10日も経たない8月29日には写真のように大きく育ち、モロヘイヤの葉っぱらしくなりました。


