パクチーを水耕栽培で育てる方法は リビングファーム

パクチーは水耕栽培で育てやすいハーブ野菜です。
パクチーはもともと暑いところで栽培されておりますので、これから寒くなる屋外では成長が落ちます。これからはお部屋の中で水耕栽培で育てます。
パクチーは強い光が必要ですので、日中は極力お部屋の中で陽の当たる場所に置いてあげ、夜間はLEDや蛍光灯スタンドで育てます。
パクチーの抗酸化力(ビタミン、ポリフェノールなど)は最高の健康野菜で、パセリ、ケールそしてモロへイヤと同等です。
パクチーはタイ語ですが、英語ではコリアンダー、中国ではシャンチャイ(香菜)とよばれおり、原産地は地中海東沿岸でそこからアジアへ、ヨーロッパへ移植され、古代より薬草として使われてきました。
昔からレドックス(体の毒素を対外に出す)効果があるとされ体内に溜まった水銀や鉛などを排出してくれます。
パクチーの種は硬い殻に被われており、発芽は大変苦労します。そのため種をそのままウレタン培地に入れても発芽率は20〜30%ぐらいですが、殻を破って中の種を植えれば発芽率はかなり上がります。これから水耕栽培で育てますと、10月ごろ収穫となりますがパクチーサラダでも、寒くなったらパクチー鍋などいかがですか?


パクチーの種は硬い殻に被われていますので、袋に入れたまま軽く叩いて殻をつぶしますと2個の種が出てきます。
リビングファームのスポンジ培地に2〜3個パクチーの種を上から1㎝以内の深さに植えます。
水は十分に差して、培地の表面が乾燥しないように透明キッチンラップで表面を覆ってください。
パクチーは温暖なところで育てるので室温20℃以上必要です、寒い時期では発芽率は悪くなります。
また暑い夏も発芽率が極端に落ちますので割った中の種を1〜2時間水に浸してから
培地に植えます。発芽率がアップします。

7〜12日ぐらいで発芽が見られますので、すぐに太陽光かLEDなどの光を当てます。
種を植えてから発芽後も培地が乾燥しないように、時々水を差すか、スプレーで表面をぬらしてください。
乾燥しますと発芽が止まります、また光が不足していると茎が伸びすぎて徒長の状態になります。あまり茎が伸びすぎる苗は定植に向きません。


リビングファームの育苗は根がしっかりと真っ直ぐ伸びる構造です種を植えてから12〜15日たちますと、芽が1㎝ぐらい、根が10㎝以上になると定植の時期です
育成ポットに培地ごとハイドロボールで固定します。
苗の根が長い場合いは、育成ポットの底のスキマから根の先端を外に出してあげます。
ハイドロボールの小さな孔に溜まった水と栄養と酸素が根の毛根より吸収されます


育成ボックスに入れてココベジに装着されたLEDを苗に照射を始めますリビングファームLEDは赤と青と白の組み合わせで、特に赤の光は効率よく植物に吸収されるので、光合成がどんどん促進されます。また青の光は特にポリフェノールの生成に役立っているようです。
日中は極力太陽の光を当ててあげます。太陽の光には赤、青そして紫外線などがあり、植物の光合成を促し、またビタミンCやポリフェノールなどをどんどん作ります。

