バジルを水耕栽培で育てバジルソース(ジェノベーゼソース)を作ります リビングファーム
今年は数十年ぶりの異常な暑さで人も動物もそして植物も全てぐったりと疲れきっていますね。
特に屋外で育てている野菜などは水不足と暑さによる成長不全で、今年の冬に続いて価格が高騰しています。
そしてこの炎天下に野菜などを手入れするには相当体力が消耗します。
タネから水耕栽培で育てた苗を家の小さな畑に植えてミニトマトを育てていますが、1日に3回も水遣りしています。



7月になってからぐんぐん伸びて花芽ができ、今小さな果実ができつつあります。
まだまだ暑さが続くようです、屋外の作業は熱中症に気をつけてください。
その暑さの中でも、屋内で育てる水耕栽培は元気に育っています。
特にバジルの成長はすばらしく、蒸散が活発で育成ボックスの水の追加は2,3日に1回します。
蒸散が多いのは、同時に葉っぱの成長点に栄養がいきますので、ドンドン伸びていきます。


バジルの水耕栽培は大変容易で、失敗がありません。
まず、バジルの種を水耕栽培用のウレタンスポンジ培地に3個ほど植えます。
タネに水が入るようにしっかりと培地に水遣りします。


発芽は季節により異なりますが3〜5日で始まります。発芽率はほとんど100%です。
発芽したら直ぐに光を当てます。


日中は太陽の光、夜はLEDの光を8時間以上当てます。
10〜14日で苗が大きくなって定植する時期です。
定植はリビングファーム水耕栽培キットをお持ちの方は育成ポットへ植えます。


プランターの土に植えて、陽の光で育てることもできます。
またハイドロボールを入れたボックスに植えるて育てることもできます。
定植してからも日中は太陽の光を8時間、夜間LEDも8時間ぐらい光を当てます。
途中は肥料(ベジタブルライフA)を7日に1回は忘れずに与えます。
定植してから15〜20日ぐらいで20〜30cmぐらいに成長しますので、途中の茎からカットします。



カットする場所は、その直ぐ下に脇芽が出ているところから2cmぐらい上です。
バジルの収穫はこのようにして数ヶ月(3〜5ヶ月)できます。
水耕栽培で室内で育てたバジルは無農薬ですので、そのまま使用でき新鮮で香り豊です。
昨日はバジルの葉っぱ400gぐらい収穫しました。

わが家ではのその新鮮なバジルの葉っぱを加工してバジルソース(ジェノベーゼソース)を作ります。
バジルソース(ジェノベーゼソース)の作り方
【用意する材料】
バジルの葉っぱ 100g
パルメザンチーズ 80g*2
松の実 60g
ニンニク、塩 少々
オリーブオイル 400cc
【作り方】
バジルの葉っぱそして全てをフードプロセッサーで粉々にします。
約1分ぐらいですべてが粉々になってペースト状になったら完成です。
ジェノベーゼソース(バジルソース)は一度に沢山使わないので、ビニール袋(ジプロップなど)に小分けにします。
それを冷凍にして、使用するとき解凍します。
【わが家のジェノベーゼソースの料理】
スパゲッティジェノベーゼ 明太子のせ また生ハム その他のパスタでも
タコとジャガイモのジェノベーゼ
フランスパンにバジルソースをぬってトースト 赤ワインに最適
その他魚のソティにバジルソースで味付け。など

とにかくバジルソース(ジェノベーゼソース)の活用はバラエティで、赤ワインのおつまみには最適です。