苗作り ケール、パクチー リーフレタス
いよいよ春です、桜も咲き始め、木々の枝にも新しい緑の芽が出始めました。
これから太陽の日照時間も増えて、外のプランターや畑で野菜・ハーブを育てることができる季節です。
お好きな野菜・ハーブ・お花などを種から苗作りする新しい方法をご紹介します。
まさに苗作りの革新です!
それはお好きな種を選んで、健康的な苗を水耕栽培で育てることです。
まだ寒さが残っていたり,水やりに失敗して種の発芽で失敗することが多いです。
野菜、ハーブや花をタネから育てるのに、一番の難関はタネを発芽させることです。
タネを発芽させ、健康的な苗ができればほとんど成功です。
その苗つくりの革新的な方法がリビングファームの水耕で育苗です
市販のタネをお部屋の中、水耕栽培で育てると・・・・・・
□ 暑い夏、寒い冬でもお家に中でタネを発芽でき、苗を育てます。
□ タネ1〜3粒を1つのスポンジ培地植えますので発芽効率が高いです。
□ 毎日、目の当たりで発芽から苗作りまで管理しますので失敗が少ないです。
□ 出来た雑菌のない健康的な苗をお好きな時期にプランターや畑に植えます。
お部屋の中で苗作りはこれからの新しいガーデニングの主流になます。
ぜひご家庭で始めてください。
革新的な水耕で苗つくりをご紹介します。
[準備するもの]リビングファーム『水耕栽培苗作りキット』または『水耕栽培苗作りキットM』そして家庭用のLEDスタンド(6Wぐらい)、陽の当たる場所
[ケール、パクチー、リーフレタス,バジルの苗作り]
ケールは大変育てやすく、栄養価では野菜ではトップクラスです。健康飲料青汁の素葉はほとんどケールです。
ケールタネを植えるところはウレタンスポンジ培地です。
スポンジ培地はH型のスリット(スキマ)がもうけています・・これはリビングファームの特許です。
ケールの種は2つぐらい植えます。
パクチーは殻を割ってから二つの種を培地に離して植えます。
リーフレタス(ペレット状の種子)は1つだけH型の真ん中の1cmぐらいの深さに植えます。
リーフレタスの麦わら状の種は2〜3個植えます。
小さな種(ルッコラやバジルなどの種)はH型の両端と真ん中の3箇所に上から6〜8mmぐらいの深さに植えます。
培地の素材はウレタンを発泡させており、種から出てきた根がスムーズに伸びます。
[タネの発芽には水やりが重要です]
まずスポンジ培地をしっかりと水で湿らせます。
湿った培地にタネをスリットに植えてから、育苗トレイの上に置きます。
育苗トレイは培地の下が2cmほど空間があります。
培地から伸びてくる根が真っ直ぐと抵抗なく伸びていきます・・・これも特許構造です。
ネームプレートに植えたタネの名前と数量、日にちなどを書き、育苗トレイの端のミゾに差します。
14個のスポンジ培地を並べた育苗トレイを育苗容器に入れ、上からしっかりと水を差します。
水は育苗トレイが浸かるところまで入れます。
この水には肥料は入れません。
この水やりは重要で、タネが水にしっかりと浸透しないと発芽作用が起きません。
そのために水やり後は透明なラップで水が蒸発しないように被います。
ラップかけは大変重要です、一度濡れたタネが乾燥すると、そこで発芽過程が止まってしまいその後、水をやっても発芽が起きません。
[タネが発芽する必要な3つの条件]
一つは水です、タネの内部に水が浸透することで発芽する発芽ホルモンが出てきます。そのホルモンが働いて胚乳の中で発根、発芽する為のエネルギーができます。
二つ目は温度です、ほとんどのタネは15〜20℃が適温です。
寒い冬は発芽しませんし、夏の暑いときも発芽が止まることもあります。
また寒い冬を越したタネは発芽し易くなります。
したがってタネをまく前に寒い冷蔵庫におくことは効果があります。
三つ目は空気(酸素)です。
酸素は胚乳の中の養分がエネルギーを作るときに使われます。
スポンジ培地には適当に気泡がありますので酸素の供給はスムーズのようです。
1日間は黒いビニールを被せます。 種子によっては光を必要としないのもありますので、念の為です。
二日目以降は明るいところに置き、培地のスキマから発芽するのを待ちます。
数日して発芽が始まりますが、種子により時間差があります。
培地のスキマをのぞいて見ると種の様子がわかります。
ケールは比較的早く発芽が始まり、培地のスキマから3〜5日で小さな芽が見えてきます。
リビングファームではこの時期を発芽と認識します。
培地の下を見ると小さな根も出ています。
培地のスキマから緑の葉を見たときは感動します。
リビングファームで実験した発芽までの日数は季節により異なりますが リーフレタス類は約3〜5日(比較的早く、発芽率も高いです)
イタリアンパセリ 7〜12日、パセリ10〜15日(発芽に時間を要します)
バジル 4〜7日(発芽率も高いです)、 ルッコラ 5〜8日
エンダイブ 5〜8日、 アイスプラント 10〜15日以上(発芽率が大変悪いです)
ケール 3〜5日(直ぐに発芽が見えます、発芽率も90%以上)
パクチー 5〜10日 殻を割ってから植えます(季節によりかなり差があります)
種、季節によって発芽率が異なります。
[発芽したら直ぐに光を当てます]
発芽を見たら直ぐに光を当てます、これは大変重要です。。
日中は太陽の光が当たるところに8時間ほど置き、夜間はLEDスタンド、蛍光灯の光を当てます。
LEDスタンド(5〜8W)を一日中当てても成長は進みます。
陽の当たらない場所で育てるときは、やはり10W以上のLEDが必要です。
リビングファームのLED360(10W),LED600(21W)をご使用の場合は1日16時間ほど当てることで充分です。
[本葉が出てきたら肥料あげます]
最初に出てきた小さな葉っぱが子葉です。
本葉はそれから数日すると真ん中から大きい葉っぱが出てきます。
それまでは肥料は与えなくても育ちます。
栄養は胚乳や子葉から供給されます。
本葉が出始める頃からは根も長くなっていますので、液体肥料(ベジタブルライフA)を与えます。
液体肥料ベジタブルライフAには植物に必要な全ての栄養素が入っています。
[植物育成には必要な栄養素があります]
窒素、リン酸、カリウム、カルシュウム、マグネシュウムそしてイオウなどは多量元素です。
鉄、銅、マンガン、亜鉛、ニッケルなどの微量元素が野菜などの育成に最適な割合で溶け込んでいます。
これらの栄養素がすばやく水に溶けて根から吸収されます。
ベジタブルライフAは一液なので取り扱いが簡単です。
野菜によっては2個以上培地にタネをまきますので、培地から芽が1っ以上出てきた時は、芽を摘んで摘心します。
基本的には1つの培地には1つの苗を育てるのが良いようですが、野菜によっては2株あっても育ちます。
[いよいよ大きく育って苗を定植します]
培地からケールの茎が2〜3cm(の場合)、根が7〜10cmぐらいに伸びてきたら定植の時期です。
種を植えてから10〜12日ぐらい(季節により異なります)
ケール リーフレタス パクチー
ほとんど雑菌の少ない健康的な苗ができます。
大きくなった苗を定植する3通りをご紹介します。時期や予算に応じてお選びください。
[定植の方法1・リビングファーム水耕栽培]
水耕栽培をそのまま進める方はリビングファームの育成ココベジキット(定価3,500円)を用意します。
ウレタン培地ごとハイドロボールと一緒に育成ポットに定植します。
ケール、パクチー、リーフレタスなどどれも定職できます。
育成ポットを育成ボックスにおいて,日中は陽の光を充分(6時間以上)に与え、夜間はLEDまたは蛍光灯で育てます。
リビングファームのLED360,600だけで育てる方は1日16時間ほど照射して育てます。
[定植の方法2:ハイドロボールで育てる]
同じ水耕栽培ですがハイドロ育成キットHB(定価2,980円)がリーゾナブルです。ケールやパクチーには適しています。
ウレタン培地で育った苗をハイドボールにそのまま定植します。
ハイドロボールは土と同じ役割をしますが、リビングファームの洗浄済みハイドロボールを使えば雑菌がなくて病気になりづらいです。
お部屋の中で清潔に育てられます。
日中は陽の光を十分(6時間以上)当てて
ハイドロボールを育成ボックスに入れて水位計も設置しますので水の管理もできます。
容器は御自分でお選びいただいた容器でも、透明なガラス鉢の中でも綺麗です。
[定植の方法3・プランターや畑で育てる・・露地栽培]
水耕栽培で出来た苗を培地のままプランターや畑の土に植えてあげます。培地が隠れるように土を被せて、上からしっかりと水を差します。
少しの期間(1週間ほど)液肥を与えた後は、市販の油かすなどの有機肥料などでも育てられます。
その後は市販の苗を育てると同じように育ててください。
水耕栽培で種から育てた苗は、病気もなく丈夫な苗に育ちます。
またホームセンターやお花屋さんで苗を購入するよりかなりお安く苗作り出来る方法です。
リビングファームの水耕栽培苗作りキットはいろいろと用意されていますご利用ください。
苗作りキット パクチー 苗作りキット バジル