苗作りは水耕栽培で ケールを育てます。
秋深くなり、寒さが身にしみてくるこの頃です。
屋外での畑やプランター作りもほとんど終わりになりました。
これからは野菜作りを水耕栽培すれば暖かい屋内で楽しめます。
まずは苗作りが重要です。屋外での苗作りは温度が低すぎて発芽が始まりません。
暖かい室内(20度Cぐらい)ですとほとんどの種は発芽が始まります。
お好きな種をウレタンスポンジ培地に植え、水をしっかり種に含ませます。
全ての種の発芽する条件は水、酸素そして温度です。種によって光を必要とするモノと、暗いところで発芽するものがあります。
水耕栽培で苗を作るにはリビングファームの水耕栽培苗作りキットが便利です。
この苗作りキットを使ってケールを育てます。

最近、健康野菜としてケールが報道でとりあげられております。
ケールを使ったスムージー、鍋料理、ケールサラダなどケール主体のレストランが増えているようです。ケールは世界的に栄養価で注目されているスーパーフードで、特にアメリカではトレンディなサラダとして数年前から人気です。
日本ではだいぶ昔から青汁の原料となってなっており、健康飲料として飲まれています。
ケールに含まれている栄養価はビタミンは全て球形レタスに比べても5〜15倍もあり、ミネラルでは特に高血圧、動脈硬化、糖尿病の改善に効果が期待できるマグネシュウムが球形レタスの40倍も含まれている健康野菜で、青汁に使われているのが理解できます。
ケールを水耕栽培で育ててみましょう!
ケールはウレタン培地に1〜2個入れて、育苗キットに入れます。


培地の上から水をしっかり含ませます。培地が乾燥しないように透明なラップを被せます。
2〜3日で発芽が始まり、培地のスキマから緑の芽が出てきます。
小さな芽を見たときは感激です。

発芽を見たら直ぐに光を与えます。これから光合成によってどんどん育っていきます。
窓際に置き陽の光を日中は与え、夜はLEDスタンドなどの光を当てます。光が少ないと徒長と言って茎ばかり伸びてしまいます。
根も大きくなった7日目ぐらいに液体肥料を与えます。
この液体肥料(ベジタブルライフA)は野菜が必要とするものだけの栄養素があります。
安全・安心な野菜が育ちます。
種植えから10〜12日ほどで根もしっかり伸び、本葉も2cmぐらいになった時が定植時期です。


定植の方法はいろいろあります。
定植の方法1・水耕栽培]
水耕栽培をそのまま進める方はリビングファームの水耕栽培育成キットで育てます。
苗を育成ポットに入れハイドロボールで固定します。


その後は約3週間ほど、日中は陽の光を充分に与え、夜間はLEDまたは蛍光灯で育てます。
リビングファームのLED360,600で育てる方は1日16時間ほど照射して育てます。
LED360,600は赤と青の光が光合成を促進して栄養価の高い野菜が出来ます。


定植の方法2・ハイドロボール水耕栽培]
リビングファームの水耕栽培ハイドロ育成HBキットで育てます。


大きくなった苗をハイドロボールに直接植えます。光の与え方は定植方法1と同じです。
[定植の方法3・土耕栽培]
水耕栽培で出来た苗を培地のままプランターや畑の土に植えてあげます。
根が土の中に入るよう、事前に少し深めの穴を設けます。後は培地が隠れるように槌を被せて、上からしっかりと水を差します。

その後肥料はベジタブルライフAを150倍に薄めて、土が乾かない程度に与えます。
少しの期間(1週間ほど)液肥を与えた後は、市販の油かすなどの有機肥料などでも育てられます。
その後は市販の苗を育てると同じように育ててください。これからの寒い時期でも陽が良くあたるベランダのプランターで十分育ちます。
これからの虫も来ないので無農薬で育てられます。

定植してから20日目ぐらいから柔らかい葉っぱを収穫を始めています。
ケールをそのまま食べると青臭さがありますので、少し小さくちぎってリーフレタスのサラダに混ぜてあげると美味しく食べられます。
葉っぱ大きく硬くならない内にして収穫します、リビングファームで作ったケールは根がしっかりとしているので何回も収穫でき、3ヶ月は楽しめます。
ケールをご家庭で水耕栽培しますと、農薬などは一切使わないのでそのまま葉っぱを食べたり、スムージーできるまさに健康野菜です