水耕栽培は冬でも楽しい バジルを育てる
今年もあと数日になりました。
今年は新型コロナに開け、コロナで暮れるようです。
皆様お家で過ごす時間が多くなり、在宅での新し生活の楽しみを見つけてはいかがですか。
寒さも増して、外での園芸、家庭菜園が出来なくなりました。
それでもお部屋の暖かい中では、水耕栽培でお好きな野菜が育てられます。
秋から冬にかけては意外と陽の光を活用できるのです。

確かに1日の日照時間は少なくなっていますが、天気の日が続きトータル日照時間はかなりあります。
ぜひその陽の光を活用して、冬でも家庭菜園を楽しんでください。
この時期でも楽しめる野菜・ハーブはバジルとケールです。
二つともあまり寒さに関係なく育ってくれます。
バジルは大変水耕栽培にむいており、育てやすいハーブ野菜です。
水耕栽培苗作りキットを用意します

バジルの種をウレタン培地に2〜3粒づつ植えて、育苗キットで育てました。
発芽は7日目ぐらいから始まり、遅くても12日目には半分の培地から発芽します。


バジルは大変発芽率が良く、最終的に100%の発芽率でした。
バジルの茎も伸び、本葉も数枚大きくなり根もしっかりと長くなった1ヶ月後に定植を始めました。


今回は育苗キットでできた苗の定植方法を2種紹介します。
1つは苗をリビングファーム特許の育成ポットに定植する方法
2つ目は少しコストを抑えたハイドロボール定植を紹介します。
1)リビングファーム特許育成ポット方式
育成ココベジキットを用意します。

定植は根の先端を上手に育成ポットの底のスリットから出します、その培地の周辺をハイドロボールで育成ポットに固定します。


育成ポットを育成ボックスに置き、ハイドロボールがしっかりと濡れるように上から液肥を差します。
育成ボックスには肥料としてベジタブルライフAを200倍に薄めて、水位線の一番上まで入れてあげます。
2)ハイドロボール水耕栽培方式
水耕栽培ハイドロボールHBキットを用意します。
育成容器IKにハイドロボールを3〜4cmぐらい並べます。
そこに直接育ったバジルの苗を置きます。5〜6苗ぐらい置きます。


水位計も立てて常に水の量を観測します。同じように200倍の液肥をハイドロボールに満遍なく注ぎます。
水位線の上部まで差します。



陽の光とLEDの光の力をもらい、根から吸収する栄養と水とそして葉っぱの裏面から取り入れる二酸化炭素を吸収して葉緑体で光合成が始まりどんどん成長します。
15〜20日後ぐらい経ちますと、葉っぱを収穫できるような大きさに成長します。
バジルは茎がどんどん大きくなりますので、先端がLEDに着く様になったら、途中の茎から切り落としてあげますと側芽が伸び始めます。




このようにしてリビングファームのココベジで育てたバジルは4〜6ヶ月ぐらいの春ごろまで何度も収穫を楽しむことができます。
バジルの葉をイタリアン料理の添え物としたり、沢山葉っぱを収穫して、ジェノベーゼソースなどにして楽しめます。

バジルの栄養価は大変野菜の中でも高く、ビタミンAは球形レタスの25倍、ビタミンEはレタスの20倍と抗酸化剤が多い健康ハーブ野菜です。
小型水耕栽培ココベジキットiで育てると香りの強いバジルが収穫できます