無農薬野菜を作る水耕栽培と植物工場の早わかり

新しい農法として近年注目されているのが水耕栽培や植物工場です。

水耕栽培は19世紀にドイツのザックスによって開発された植物の栽培方法です。

この発明により植物の肥料や光合成など生理現象のほとんどが解明されてきています。

水耕栽培は土を一切使わずに水と肥料を根にさらして栽培します。

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そのために土壌由来の病気などから解放され、室内で育てるため害虫の被害から間逃れ

無農薬栽培が出来ます。

また室内栽培が主体ですので天候や気温などに左右されず、1年中栽培することが可能に

なりました。

さらに露地栽培(土耕栽培)に比べても季節に関係なくリーフレタスなら1年で5〜12回

ぐらい収穫できます。

ただ水耕栽培や植物工場は初期費用やランニングコストが掛かるのが欠点です。

日本の植物工場は戦後米軍が東京郊外の調布に建設した栽培施設(グリーンハウス)が

最初の水耕栽培の植物工場です。

その後2009年頃農水省と経産省の補助金により、植物工場の第3次ブームが起き、

多くの大手企業が参入しました。

現在全国に220か所の閉鎖型植物工場が稼働しており、無農薬のリーフレタスや

トマトを作っています。

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 植物工場は日本農業の高齢化、継承者不足、温暖化による天候不順などの問題を解決する

新しい農法として注目されています。

水耕栽培をこれから始めたい方には植物の生理をしっかりと理解することが必要です。

植物の種はどうして発芽するの、光合成のしくみ、光の秘密そして有機と無機肥料の違い

などを勉強します。

これらの植物の生理現象を理解しますと水耕栽培が楽しくそして美味しい野菜が収穫できます。

1)種の発芽必要な要素は:水と温度(適温は15〜25℃)そして酸素です。

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2)光合成に必要な要素は:根から吸収される肥料(窒素、リン、カリなど)や酸素

  そして葉っぱに当たる、葉っぱの裏側の気孔から入ってくる二酸化炭素

  さらに適温(最低10〜最高30℃)です

3)光の効果:植物は赤色と青色の光を認識して多く吸収してエネルギーになります、

  緑色の多くは反射して人に緑に見えます。

  紫外線も有効で、葉っぱがストレスを感じてビタミンなどの抗酸化剤が出来ます。

      リビングファームのLEDは赤色と青色のLEDをバランスよく装備しています。

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4)水耕栽培で使う無機肥料も土耕栽培の有機肥料も土で分解され無機イオンに変化します

  そして根から吸収されるのは全く同じ窒素、リン、カリ、マグネ、カルシュウムです。

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5)二酸化炭素を活用する光合成により人をはじめ全ての地球上動物が生きています。

  光合成はまさに生物の生命維持装置です。

  地球上に多くなり過ぎたと言われている二酸化炭素を活用して野菜・ハーブ・お花を

  種から育てましょう。また若木を植えることも二酸化炭素活用になります。

光合成の式12.jpg
二酸化炭素活用.jpg


室内で楽しむ水耕栽培を提案しているリビングファームを紹介させていただきます。

リビングファームは2012年に日本で最初にLED付き家庭用水耕栽培キットを販売しました。

水耕栽培キットは種子から苗を育て、新鮮な美味しい無農薬野菜が室内でできる特許システムです。

昨年より在宅ワークで仕事しながら癒しとして野菜やハーブを育てる新しい家庭菜園する方が多くなりました。

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現在ようやく水耕栽培の良さを理解していただいて、家庭、支援学校、研究所、会社内、

そしてレストランなどで水耕栽培機器の導入が増えてきました。

リビングファームではベビーリーフを育てるキットから家族で楽しんでもらえるキットや

特別支援学校などで食育、癒しになる大型水耕栽培キットなどを揃えています。

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水耕栽培で野菜・ハーブ・お花を種から育てる楽しさ、無農薬野菜を食べる嬉しさ、

まさに自産・自消の楽しみを味わっていただきたいと思っております。

 今後の近未来農業として、都会の空き家、空き室を活用する街中野菜農園タウンファームを紹介します。

東京都でも80万以上の空き家、空き室があり社会問題となっています。

この空き室を活用して、究極の地産地消を実現する街中野菜農場を提案します。

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街中の空き室に設置する農場で、お客様は近辺にいますそのニーズに合った野菜を育てます。

また従来の儲からない植物工場とは違って出来た野菜をそのまま販売しません。    

 付加価値を付けた健康サラダ、ジェノベーゼソースなど加工食品として地域のショップや

レストランに販売し売り上げを高めます。

タウンファームは近未来の農場として、無農薬野菜の販売で人々の健康生活を支援しさらに

都会の活性化に繋がります。

ぜひ将来の農業を立て直す水耕栽培や街中野菜農園のご理解をよろしくお願いいたします。

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