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リビングファームオリジナル植物栽培用LED光源と光合成
LEDの光と光合成について
植物は、葉の中のクロロフィル(葉緑素)の中で光合成が行われます。
そして根から吸収された栄養素と葉っぱで捉えた二酸化炭素を合成してデンプンなどに変化させる生産工場です。
光(太陽光)などの白色光の内、可視光線(人の目に見える光)は図のように波長の短い方から紫、藍、青、緑、黄色、橙、赤などの光に分解されます。
葉っぱはそれらの光を選んで吸収しております。
クロロフィル(葉緑素)は図のように青い光と赤い光の色を多く吸収しており、緑の光は反射する割合が大きいので人の目には多くの葉っぱは緑に見えます。
ただ透過した緑の光も透過したりして、いつしか吸収されて光合成に役立ちます。
植物工場などでは効率的に良いので光源としては赤LEDと青LEDを多く使っています。
また青LEDの単色光の栽培は野菜にいろいろなストレスを与えることで抗酸化剤(ポリフェノールなど)が多く作られると言われています。
植物の生長は光の量によって決まりますが、栄養価(ビタミンやポリフェノール)については光の質で決まるとされています。
図のようにLED・Rは赤色が多いことにより葉緑体での吸収が多くなされ光合成が進みます。
LED・Wは紫から赤色まで全体的に光量は多く、バランスの良い成長が望めます。
白だけのLEDは赤と青の部分が弱く全般的にひ弱な野菜ができました(当社実験)
LEDの光による植物への影響、効果などはまだ十分に究明されていなく、現在これからも多くの学校や会社でその研究が進行中です。
玉川大学の植物工場の例を紹介します。
LED光源−赤と青の効用
いち早く、最先端技術を利用した植物工場の実用化に取り組んでいる玉川大学の「LED農園」は各種メディアに取り上げられております。
その動向にリビングファームも注目しておりますが、
LEDの赤と青の効用について、参考になる記事がありましたのでご紹介させていただきます
http://www.tamagawa.jp/social/academic/plant_factory/vol1.html
〜LED赤色光でリーフレタスを栽培すると、露地栽培に比べて甘みがあり、ビタミン類を多く含むレタスになります。
逆に、青色光を多く含むLEDで栽培すると、レタス特有の風味や苦味が強く、ポリフェノールなどの抗酸化物質が多く含まれ、健康に良い効果のあるレタスに育ちます。〜
リビングファームオリジナル植物栽培用LED
リビングファームでは植物の光の色に対する特殊な反応を考えて、赤と青LEDとを主体とする植物栽培用LEDを開発しました。
リビングファームが独自に開発したLEDは2種類あります、LED360とLED600です。
それぞれの赤LEDと青LEDそして白LEDは
LED360R: 赤LED 6個、青LED 2個、白LED 4個 で合計12個
全長:36cm、10w、100v電源
LED600R: 赤LED 10個、青LED 4個、白LED 8個 で合計22個
全長:60cm、22w、100v電源
この比率は各種のリーフレタスやバジルなどのハーブなど50種以上の植物を育成した結果です。
葉っぱの光合成による成長度合いや、ビタミンやポリフェノールの抗酸化剤などの発生状況なども考慮して赤、青そして白LEDの比率を決定しました。
特に赤は光合成を促進し、青は抗酸化剤の発生に寄与しており、白は葉っぱの緑色の発色を考えて追加しました。
その結果はリーフレタスやパセリを日本食品分析センターにてその成分(ビタミンやポリフェノールなど)を分析しており、その成果を確認しております。
またお部屋で育てるためにインテリア性も考慮して白LEDを多くしたLEDもあります
LED360w、600wは白LEDを多くしております。
LED360wは赤LED:3個、青LED:1個、白LED:8個の割合です。
栄養価を考慮しながら見た目にも緑が映えるLEDです。
ココベジシリーズは主として白系LEDを装着しております。
植物栽培用LEDのお求めは・・・・・・
家庭用水耕栽培器