LEDは将来の農業の救世主です  12月14日 

昨夜12月13日のNHKの番組で、玉川大学の植物工場が紹介されておりました。

玉川大学でLEDを使ってリーフレタスなどを育てる研究を長年なさっている渡邊博之教授の解説で最新の植物工場の紹介がありました。

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玉川大学の植物工場は実験の段階を過ぎて、今では出来た野菜を小田急線沿線のスーパーなどで既に販売されております。

発売後大変好評で植物工場野菜フアンも多くなっているようです。

とにかく完全密閉した部屋で育てるので、病気や害虫の心配が無く無農薬で安心して食べられるのが良いですね。玉川大学の植物工場では赤LEDと青LEDと駆使してリーフレタス(グーリンウエッブなど)を水耕栽培で育てています。

なぜ赤LED、青LEDで育つかが不思議なところですね。

太陽の光を波長の長さで分解すると紫色から始まって、青色、緑色、黄色そして赤色へと変化します。

その色のうちで植物の葉っぱにある葉緑体の中では青と赤の光が多く吸収され、光合成がどんどんおこなわれています。

緑色は表面で反射されあるいは透過したりするので人の目には葉っぱは主に緑色に見えてます。

緑、黄色などの光は反射しますが、一部は透過したりして下の葉っぱのエネルギーにはなります。


玉川大学の実験では赤LEDと青LEDそして赤と青LEDのミックスの3通りでベビーリーフを育てています。

それぞれの光の違いで出来るベビーリーフの形、色、味わい、栄養価が異なることが明確になったようです。

このNHKの番組の中でも訪問した爆笑問題のお二人が実際に食べた味わいを紹介しておりました。赤LEDだけで育てたベビーリーフの葉っぱは大きく綺麗な黄緑に育っており、食感は柔らかく味はまろやかと印象を言っておりました。

青LEDだけで育てた葉っぱは形は少し小さく出来、色もところどころ赤みがありました。

食べた食感はパリパリですこし苦味があり、その苦味がポリフェノールなどの栄養素が多く出来ているようです。

赤と青LEDをミックスで育てた野菜は大きく育ち、ところどころ赤みもありました。

二人が食べた印象は前の二つに比べて味わいもあり、美味しかったようです。


このように同じ条件で育てたリーフレタスも光の色違いで成長具合、栄養価などの異なることが判りました。

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リビングファームでも数年前に同じ様な実験しました。
参考サイトhttps://www.living-farm.com/article/15231388.html


赤、青、白そして赤&青LEDを当ててリーフレタス(マザーグリーン)を育てました。

その結果ではやはり赤が葉っぱの量も多く、次に量も多く美味しい野菜が出来たのは赤と青のミックスLEDでした。

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リビングファームのLED360は青色LEDは440nm、赤色では660nmの波長を装備しております。

さらに赤LEDと青LEDの比率を3:1に設計しており、長年の実験によりこの比率は葉菜のような植物が順調に育っていいることが実証されています。

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リビングファームのLED600でも同様な比率で、LED360の倍の光源を装着しております。

このようにして植物工場でも家庭内の水耕栽培器でもLEDを活用して、美味しく栄養価の高い野菜が作られております。


LEDから発する光の隠れた力をもっと研究すると将来の農業に文字通り光明が見えてくると思います。

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