秋のそよ風とともに庭のハーブの香りが漂ってきます。
まさに秋から冬にかけてハーブの季節です。
また食欲の秋です、さらに食欲をアップするのはお料理にそえるハーブです。
ハーブにはいろいろな薬効ありまた癒しにもなる、本当に暮らし役立つ植物で、世界中でブームになっております。

これからハーブの種から水耕栽培で苗を作り、ハイドロボールなどを使って育成する絶好の季節です。
ハーブをお部屋の中で水耕栽培で育てますと、寒くなる冬になってもお部屋でハーブの香りを楽しめます。
ハーブを水耕栽培するとお部屋が緑の菜園になり心が癒されます。
ハーブティーやハーブ水にして飲むといろいろな薬効があります。
ハーブを料理に添えると目に華やかさらに香りで食欲増進です。
水耕栽培で育てやすい代表的なハーブを紹介します
バジル 原産地:熱帯アジア地方

バジルは英語名でイタリア名は バジリコです。
世界中のいろいろところで古くから栽培されております。
バジルはハーブの中でも大変ビタミン、ポリフェノールなどの抗酸化作用の強い成分が沢山ある植物です。
特にミネラルも豊富で特にカルシュウムがリーフレタスの5倍、鉄分も数倍あり、野菜やハーブの中でも栄養価の高い健康ハーブです。
バジルはイタリヤ料理に欠かせないハーブで、バジルから作るジェノベーゼソースは色々な料理に使えます。
イタリアンパセリ:原産地 地中海沿岸

イタリアンパセリはかなり古く、古代ローマ時代から薬用として食卓に載っていたようです。
パセリとは同系列のハーブですが、日本にはパセリの方が早く入ってきて馴染まれています。
パセリ同様栄養価はかなり豊富で特にべーターカロチンやビタミンCが野菜の中でもトップクラスです
抗酸化剤として、血管や皮膚の老化を防ぎ、疲労回復にも役立つハーブです
ディル:別名イノンド 原産地 地中海沿岸、西アジア

効果は古来しゃっくり止め、オウド止めに使われていました。
ディルはヨーロッパでは古くから料理に使われているポピュラーなハーブです。
特に魚料理との相性が良いハーブとされ、サーモンの香草焼きは欧米では定番のメニューです。
サーモンペーストに混ぜるとディルの香りでよりサーモン味が引き立ちます。
タイム:原産は地中海沿岸

タイム(英語:Thymes)とはシソ科の多年草で、西洋の代表的なハーブのひとつです。
中世の人々によって著された「聖なる魅力的なハーブ」リストでもトップに挙げられており、世界で最も愛されてきたハーブのひとつです。
魚、肉、トマトなどと相性がよく、煮込みやスープ、香草焼き、ムニエルなどにタイムの清々しい香りが活かされます。
とりわけ魚介類と抜群に合うことから「魚のハーブ」と呼ばれることもあります。
喉が痛い時や痰が出る時は、タイムを使ったハーブティーを飲んでみるのがおすすめです。
ペパーミント 原産地 ヨーロッパ大陸

古代ギリシア、ローマで浴用香料として、また食物や飲料の風味付けに使われました。
ローマ人がイギリスに持ち込んだハーブの内、ハッカ類は一番の人気を保ち、9世紀に修道院の庭で栽培されていました。
ペパーミントは、西洋では古くから軽い病気の薬として、健胃、制吐、抗痙攣、発汗を促して体を冷やす効果があります。
食べ過ぎ・飲みすぎなどで胃の調子が悪い時に消化を助けてくれます。
無気力や抑うつを改善する精神安定化作用もあり、神経症などにも利用されてきました。
レモンバーム 別名メリッサ:原産地

地中海地方ヨーロッパ各地やアメリカ大陸などまで広がり自生しています。
レモンバームはレモンを思わせるような爽やかな香りが特徴です。
古くから治療に用いられ、ハート形の葉の形から、心臓および感情に関連付けて利用された。
記憶力を高める効果があると伝えられ、サプリメントで気分と記憶力が改善することがわかっている。
近年日本でもレモンバームの効果が見直されて、ボケ防止の成分が含まれていると言われ研究が進められています、
チャービル:原産地:コーカサス地方

チャーピル(セルフィーユ)パセリに似ているフレンチパセリと言われフレンチに多く使われす。
チャービルはコーカサス地方からローマによりヨーロッパ中に広められ、現在では自生している。
アメリカ北東部などにも自生するセリ科・シャク属のハーブです。チャービルには、胃腸の調子を整えて消化吸収を助けたり、新陳代謝を促して体内から毒素を排出したりする効能があります。
これらの栄養素には、新陳代謝や消化吸収を助ける働きがあるほか、体から毒素を排出するデトックス効果が期待できます。
サラダやスープ、肉・魚料理など幅広い料理のトッピングに使われています
オレガノ:原産地:地中海沿岸

イタリアン料理ギリシャ料理に使われています トマトと相性が良く羊肉などの臭みを消します。
オレガノは焼いても、煮てもその風味は残りますので大変料理に効果のあるハーブです。
抗菌・抗ウィルス・抗酸化・胃腸調整・神経系の痛みの鎮静(呼吸器系・生理痛・頭痛・歯痛・筋肉の痙攣等)・強壮作用などがありますまたは清涼感を出してくれるスパイスです。
チャイブ:原産地 地中海沿岸か中国

別名は、シブレット。ヨーロッパではハーブとして、スープやポテトサラダなど様々な料理に使われています。
ネギ独特のニオイがなく繊細な香りが楽しめるのが特徴葉を料理の風味付けやアクセントに利用するハーブで、感覚としては薬味に近いです。
薬味としてなじみの深いアサツキ〔var. foliosum〕は、日本原産でチャイブの変種です