《人類は火を確保して以来、自然を破壊し続けている》  
 今、世界中で起きている環境の問題は地球温暖化と二酸化炭素の問題だけではありません、そして国や企業、専門家だけに任せて良い問題でもありません。我々一人一人がそれぞれの立場で、「みどりの心」をもって『自然保護』『大気保全』『水保全』『資源保護』『食の保全』という「環境保全の5つの輪」を真剣に考えてみましょう。 
 「みどりの心」とは、身近な自然に接しながら、自然の変化を読み取る力を身につけ、環境に優しく、人に優しくなる心と考えています。

環境問題5つの輪===地球環境問題の実態を広い視点で見ましょう!
 今、環境というと地球温暖化と二酸化炭素の問題が世界中で取り上げられており、この問題解決が全てのように考えられておりますが、本当によいでしょうか?地球温暖化が二酸化炭素に因るものかどうかを科学的に全てが解明されていない状況のなかで、その解決の為にだけに、多くの人、モノ、金を費やして、豊かな将来が実現できるでしょうか?環境保全で我々人類が考えていかなければならないことは大きく分けて『自然保護』『大気保全』『水保全』『資源保護』『食の保全』と5つあります。

 『自然保護』の面でみますと、30万年前、人類が火を使い始めて以来、地球上の森林の80%を破壊し続けており、今でも1年で1130平方メートル(日本の面積の30%)の森林が無くなっております。日本の国土は約67%の森林に被われておりますが、安い輸入材(80%)のおかげで日本の木が利用されず、また27%の人工林も手入れもされずに荒廃しています。
 

 『大気保全』の面では、クルマ等から排出される硫黄、窒素酸化物の影響で酸性雨により森林が破壊され、フロンなどのガスによりオゾン層の破壊されております。そして今、温室効果ガス(二酸化炭素、メタン、亜酸化窒素等)の排出で地球温暖化が叫ばれております。地球温暖化と二酸化炭素との関係は、科学的にみて確かにありそうですが、1800年代中ごろから続いている地球温暖化(100年間で0,6℃上昇)が二酸化炭素だけに因るものかどうかについて、世界中の多くの学者のなかでも異論があります。地球温暖化は有史以来、幾度となく地球上に現れており、紀元後では古代ローマの温暖期、中世温暖期などが記録されております。現在は中世温暖期が終わってから続いている小氷河期からの回復時期であるといわれており、1860年ぐらいから直線的に上昇しています。一方二酸化炭素の急激な増大は1946年からで、現在までに曲線的に上昇しています。地球温暖化が二酸化炭素を増加させる可能性もあるようです。この件はもっと世界規模で学者による、真剣な真実探しをする必要があり、現在はそれが国際機関のIPCC(気候変動政府間パネル)とか世界の環境官僚とマスコミにより無視されているのが現状です。二酸化炭素削減の目的が化石燃料削減であるなら問題はありませんが、地球温暖化防止だけを目的として多大な費用をかけるのは、我々の将来に大きな禍根を残すかも知れないのです。

 『水保全』で大きな問題は世界規模での水不足と水の汚染により、約37億人の人々がその水のストレスに苦しめられており、解決の目途がたってないません。中国は近代化で大きく国力は発展しておりますが、その反面華やかな大都市の河川、湖の汚れは目を覆うばかりです。

 『資源保護』の問題は近い将来で一番深刻な問題は、化石燃料 特に石油の枯渇です。数十年前から何度も警鐘は鳴らされておりますが、2020年のオイルピーク論は科学的調査ではかなりの確実性があり、真剣に我々の子孫の為にも、一人ひとりが取り組まなければならない大きな環境問題です。

 『食の保全』の問題は我々の一番身近な問題である『食の保全と安全』は我々自身自ら解決することのできるテーマでもあります。しかし世界的な人口増により食の確保は大変深刻な問題であり、人類が火を使い始めたとき、30万年前の人口は約100万人と言われており、その後5千年前の温暖期には1億人になり、いくつかの氷河期と多くのペストや天然痘などの病気を人間の知恵で乗り越えて、現在の人口は65億人になろうとしています。そして予測では2040年に80億、2050年に90〜100億になり、地球の人口収容可能数77億人を大きく上回ることが確実であることが予想され、あと地球がもう一つ必要になってきます。 日本の農業問題としても高齢化、生産性の低さ、天災、気候変動等で将来的に大きな問題を抱えています。現状海外から多くの食材を輸入することは必要なことと思いますが危機管理からすると問題が多々あります。安全な食の確保は国、他人任せでなく自らのものとして現状を直視し、我々が提案する「自産自消」を体験することにより自ら知恵を発揮していただきたいと思います。


参考書籍   「正しく知る地球温暖化」 赤祖父俊一著
         「地球温暖化は止まらない」S・フレッド・シンガー+デニス・T・エイヴァリー
         「本当の環境問題」 池田清彦 養老孟司 共著
         「地球温暖化論に騙されるな」 丸山茂徳著
         「地球科学者の9割は“地球温暖化”CO2犯人説はウソだと知っている」 丸山茂徳著
         「環境問題の基本がわかる本」 門脇仁著
         「手にとるように地球温暖化がわかる本」 村沢義久著
         「環境と文明」 湯浅赳男著


 

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