アイスプラントを水耕栽培で育てる

アイスプラント 学名 : Mesembryanthemum crystallinum (メセンブランセム クリスタリナム)

英名 : Common Ice Plant、Crystalline iceplant 原産地 : 南アフリカ

 アイスプラントの名前の由来は葉の表皮に塩を隔離するための細胞がり、葉の表面が凍った ように見えることからつけられました。

 耐塩性の高い塩性植物で、土中、水中の塩分を吸収するので、食べると塩味がします。

 水耕栽培でも栽培することが容易で、栽培にミネラルウォーターを使用したり、収穫時の1週間前に食塩を追加するとアイスプラントの表皮にあるブラッター細胞が体内に侵入した塩分を隔離、保存するこにより、高ミネラルで塩味のある葉っぱを食感として楽しむことができます。

アイスプラントはカロティンではレタスの3、カリウムは2と言われておりミネラルとビタミンの豊富な健康野菜であり、近未来野菜、ミラクル野菜と言われているゆえんであります。

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 種子

 本来の種子は小さいものですが、丸いペレット状になっているので取り扱いはしやすいです。

 そのまま濡れたウレタン培地に入れてあげます。

 発芽率が低いので2~3個のペレットを培地に入れてあげます。 

 

 

 種苗数社が種を販売しておりますが、発芽率には差はありませんでした。

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 発芽、発根

10日目で5本発芽が見ら れました

発芽率は55%ぐらいで、最終的にも65%です。

発芽の成長は遅いですが、光の照射と肥料をしっかりとおこないます。

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 移植

 播種後30日にようやく植え替えできました。

 根がしっかりと太くなってから植え替えします。

 

 培地の周辺には緑の藍藻が生えますが、育成には問題ありません。

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 ハイドロボールを使って固定します。

 できるだけ丁寧に1本の根をポットの底部より出します。

 

根が小さいときはそのままハイドボールの上に置いてから、周りにハイドロボールで固めてあげます。最後に小粒のハイドロボールできれいに表面を整えてあげます。

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 育成ボックス

 育成ボックスではココベジのLEDの光を照射します。

 肥料(ベジタブルライフA)は200倍ぐらいに薄めて使用します。

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育成ボックスで順調に育てると定植から15日目に葉もしっかりと出て根は長く育っています。(右)

 

25日ぐらいで根もしっかりと伸びてきます(左)。

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 収穫

 播種後60日目に収穫できました。外側の大きい葉から切り取ってください。根元から切り取るのでなく、葉っぱと先端の芽の部分を摘み取ります。

 収穫の1週間前に食塩を茶さじで5,6杯入れてに水に溶かしますと、塩気のあるぱっりとしたアイスプラントが楽しめます。

 アイスプラントは枝のように新しい芽が出てきますので、その都度取って食べます。

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アイスプラントの集合

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アイスプラントの育成にはココベジiココベジtnが活躍しております

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