LEDの色による成長の違いを実験しています
太陽光など人に白く見える光は主に7色の色から構成されています。光を波長の大きさで分解すると紫から
始まって赤になります。これらが人の目に見える可視光線で、紫の外側は紫外線、赤の外側には
赤外線があります。植物はいろいろな実験から、この7つの色の内、青色と赤色の光線を沢山吸収して
光合成をしています。緑色や黄色は葉っぱなどの表面で反射して人の目に緑に見えてたり、黄色に見えたり
していますが、そのうちの幾分かは透過したり乱反射したりして一部はに光合成にも役立っているようです。
このような植物の習性をうまく活用するために、植物工場などの光源には赤LEDと青LEDをバランスよく
使っています。リビングファームでは赤と青と白LEDを6:2:4の割合で植物育成用のLEDを使っていますが
実際にどのくらい色によって発育が違うかを実験してみました。
育てた野菜はリーフレタスのマザーグリーン3株とグリーンウエッブ1株で、7月20日ごろ種植えして、
8月6日〔写真上〕に定植してから、赤LEDだけ、青LEDだけ、白LEDだけそしてリビングファームのLED
の4種で実験を始めました。それから24日〔写真下〕までの生育状況を報告します。現時点では生育
の状態はやはりバランスの良いリビングファームが一番のようです。
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