水耕栽培

紫外線LEDの効果 ビタミンC

紫外線LEDでビタミンCが36%アップしました


リビングファームでは10年前より室内でLEDを使って野菜、ハーブ、花などを育てています。

初期は蛍光灯が植物栽培の光としては主流で、LEDが本格的に植物工場などで使用されてまだ7,8年です。

蛍光灯の光は太陽光に似ていろいろな波長の光の合成ですが、同時に微量な紫外線も含まれております。

この紫外線が野菜などに照射されることにより、葉っぱの中でビタミンCが作られていきます。

その意味で蛍光灯は野菜栽培には大変適しており、初期の植物工場では蛍光灯が主流でした。

ただ電気代がLEDの4倍以上で、寿命も短いので、今新しく作られる植物工場はLEDだけです。


そこで問題になるのが栄養価 ビタミンCの問題です。

野菜などはやはりビタミンCを多く含む野菜を食べたいですね。

パセリやケールなどはビタミンCの王様で球形レタスの200倍以上です。

リーフレタスは球形レタスの4倍あります。

このビタミンCを太陽光の路地栽培と同じぐらいに含んだ野菜を作りたいとリビングファームでは考えました。

我々の実験ではLEDで育てたリーフレタスのビタミンCはやはり30%ぐらい少ないものでした。

そこでリビングファームの水耕栽培キットをお使いのお客様にはこのようにお願いしております。

リビングファームのLED360LED600には赤や青のLEDがバランスよく装備されております。

植物栽培用LED600−8s.jpg

そのLEDだ育てられた野菜やハーブでは結果ビタミンAなどはほとんど路地栽培のデーターと同じでした。

そこでビタミンC不足を補う為には時々育成ボックスを陽の当たる場所(室内)におきます。

1日に3〜5時間でも直接陽の光が当れば太陽光の紫外線も当たりビタミンCも作られます。

 

人口のLEDと自然の太陽光との併用です。

IMG_0046-28.sjpg.jpg

 

リビングファームは上手に陽の光を活用して栄養価のある野菜を作っていただいております。


それでも陽の光が一日中当たらないお部屋ではどうするかと言うことで紫外線LEDを考えました。

試作品としてLED360に12個の紫外線LEDを装着したものを開発しました。

 

s紫外線LED360UV.jpg

 

これに使われた紫外線LEDは310〜380nmぐらいの波長の部分でUV−Aといいます。

地球上に降ってくる紫外線のほとんどはこの波長のところです。

ただこの波長の紫外線も人が長く当たると皮膚焼けしたり,目にも良くありません。

昨年開発した流水型の水耕栽培器野菜テラスの1部にこのLED360UVを野菜に直接当たるように装着しました。

 

水耕栽培FL1S.jpgLF-FL-5S.jpg

 

基本的には野菜を育成するLEDはLED600Rには白と赤と青LEDがバランス良く装備さており、リーフレタスなどの野菜の光合成をどんどん促します。

そのLED600R4本の補助としてLED360UVを1本つけて育てました。

 

水耕栽培器FL2Ss.jpg

 

40日後に収穫したリーフレタス2種、紫外線LEDを当てたリーフレタスとLED600だけで育ったリーフレタスを100gづつ日本食品分析センターに出してビタミンCの成分を計ってもらいました。

その結果は予想通りでした。紫外線LED360UVを照射したリーフレタスは照射しなかったリーフレタスの36%アップの数値でした。

 

紫外線の力が十分に実証されました。


新製品の流水型水耕栽培器 野菜テラスFL−1には2段目と3段目のテラス(棚)にはこのLED360UVがそれぞれに1本づつ装着しております。

 

紫外線LED360s.jpg

収穫した野菜は露地栽培に近い栄養価のある野菜・ハーブになっております。


今後はこの紫外線LEDがビタミンC以外でもどの様な効果があるかを実験していきたいと思います。

紫外線LED360UVの販売は近日中にリビングファームショップ行います