ベビーリーフの育て方 リビングファーム

ベビーリーフ育食パック 新発売

今、ベビーリーフは育てて食べる最先端野菜として注目されています

寒さが厳しい冬や極暑の夏は屋外での家庭菜園はなかなか難しくなる時期です。

そこで環境の整ったお部屋の中でベビーリーフなどを水耕栽培することにより1年中家庭菜園が楽しめます。

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水耕栽培を初めてされる方には、お手軽に体験できるのベビーリーフは最適です。


ベビーリーフはリーフレタス類、ケールそしてルッコラなどを成長期に収穫する栄養価満点の野菜です。

リーフレタス類では通常水耕栽培では収穫まで45〜55日掛かりますが、ベビーレタスは25日ぐらいから収穫します。栄養価はビタミンCは成長したものよりベビーレタスの小さな葉っぱには2倍ぐらいあります。

鉄分などのミネラルも1.5倍はあるようです。

1日摂取量のビタミン類で見ると60gのベビーレタスで十分なようです。リーフレタス類ではロメインレタス、グリーンオークなどやロロロッサ、ロログリーンなどがあります。

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出来ればベビーレタス・ミックスだと色々な栄養価や味を楽しめます。


ベビーリーフを水耕栽培で育てるのは大変簡単です。

リビングファームのミニ水耕菜園キットを使いますと全て揃っており直ぐに始められます日当たりのある窓辺があると良いです。

冬の時期は日照時間が少ないので夜間は家庭用スタンドで大丈夫です。

お家にある蛍光灯スタンドか,LEDスタンドの光で育ちます。

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ベビーエンダイブ29-1.jpg

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ベビーレタスを水耕栽培で育てます。


ミニ菜園キットBMにある培地シートをしっかりと水を含ませます。

ミニキットにはベビーレタス・ミックスの種子が2回分付いてす。

培地シートとは種を植えて、苗を育てるところです。

ウレタン製でスポンジ(発泡)状ですので根がスムースに伸びていきます。

培地の中には水が含まれ、空気(酸素)も粒の中にあるので発芽や根の成長には最適です。

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種は培地シートのスリット(スキマ)に植えます。1本のスリット(9cm)ぐらいに10〜15個(種により異なります)を植えます。

なるべくタネが重ならないように、上から8mmぐらいが最適です。


播き終えたら、培地シートの上からたっぷりと水を差します。この水やりも大変重要です。

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全ての種は水を吸収することで発芽が始まります。

室温も大事です、冬の寒いときは暖かい場所に置いてください。

理想的な室温は17~27℃です。

育成容器の上から透明ラップをかぶせます(必須です)培地シートの水が蒸発しないことと、さらに保温効果もあります。
さらに上から黒いビニールを1日被せます。

これは種により光が当たると発芽始まるものと、暗いところで発芽するものもあるので念のため暗くします。


ベビーレタスの発芽早く3〜5にちでスリットのスキマから緑の芽が出始めます。

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この小さな芽を目の当たりで見ると感激します。

まさに自然の営みを体感できます。

ただ種や状況によって発芽しないものもあります。

原因の1つはタネが十分な水分を吸収出来なかったことです。

発芽が見られなかったときは、再度水を差します。

ベビーレタス・ミックスの発芽率は90%以上ですので、失敗は少ないです。

発芽(子葉)を見たら直ぐに光を当てます(必須です)

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日中は窓辺に置いて光を十分に当てます。

陽が少なくなったらLEDや蛍光灯の光を当てます。


日光の陽が当たらないお部屋のときは1日に16時間は蛍光灯,LEDの光を当てます。


光が足りないときは、もやしのように茎が長く伸びることがあります

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これは徒長現象で、直ぐにより強い光を当ててください。徒長が多過ぎる場合は種植えから始めてください。


スリットから発芽している芽が多すぎるときは、重なっている芽は小さいほうを摘みとります。

摘み取ったほうが見た目に綺麗です。

収穫量を考えるとそのまま群生させても大丈夫です。

種植えから8日〜12日ぐらいから子葉の真ん中か本葉の芽が出始めます。

それまでは主に子葉に蓄えてある栄養で育っています。

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これからは根からの養分が必要になります。

栄養はキットにあるベジタブルAをキャップ(4cc)で1.5杯ぐらい入れます。

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1リットルジョウロの水に5cc入れて200倍にして使います。
水と肥料は容器の横から見て5mm以下になったら差します。


成長期は光が大切です、日中は陽の光をたっぷり当てます。

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夜間はLEDまたは蛍光灯の下で育てます。

植物の光合成は光が当たっているときは行われてています。

一日中光を当てると成長が早くなります。

種植えから20〜25日ぐらいで新鮮で栄養価の高いベビーリーフが楽しめます。

大きくなった葉っぱから摘み取って食べます。

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その後も小さな苗が大きく育ってきます。

数日ごとに新鮮で美味しい栄養価一杯のベビーリーフが楽しめます。

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数週間で大きな葉っぱが育たなくなったら終了です。

ベビーキットですとベビーレタスミックスの他にクレソン、グリーンロメイン、エンダイブ、ルッコラそしてケールなどもミニ水耕菜園キットで育てられます。

 

ベビーリーフは今後食料危機などに備える野菜として大変注目されています。

一般の生活者もベビーリーフなどを育てながら栄養価のある新鮮野菜として食べることができる方法として、リビングファームは『ベビーリーフ育食パック』を今度発売いたします。

初期の種植えと途中までの育成を生産者(街中野菜農場タウンファーム)が行い、購入したパックをお客様がお家で数日間育てて新鮮なサラダとして数週間食べることができます。

リビングファームでは、お持ちの空き室を使ってベビーレタスの生産者になられる方を募集しております。詳細は下記にリンクしております、お待ちしております。

詳細は下記よりご覧ください。

水耕栽培苗をプランターで育てました。 12月1日

丈夫で、健康的な苗作りは水耕栽培で作ります。

そしてプランターで土耕栽培しました。

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ケールとリーフレタスの種を水耕栽培の苗作りキットで育てます。

苗作りキットには育苗容器、トレイセット、ウレタン培地、液体肥料、ネームプレート

ピンセットとリーフレタスの種がセットになっており、直ぐにお家で始まられます。

苗作りキットのウレタン培地にケールとリーフレタスの種を植えました。

特にケールは発芽早く、2~3日で培地のスリットから可愛い芽が出ます。

ケールは発芽も育苗も水耕栽培に大変向いています。

また栄養価ではパセリについでトップクラスで、水耕栽培の育て易さでもトップクラスです。

ケールとリーフレタスの苗が写真の大きさに育ったら定植の時期です。

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今回は事務所のベランダにあるプランターに定植します。

定植した時期は少し寒くなった11月初めです。

ただ陽の光はまだ強いのでLEDで育てるより良く育つと思いました。

プランターの土はホームセンターで購入した培養土です。

数ヶ月使用しなかったのでかなり乾燥していたので、下準備として水をしっかりと差します。

これからの時期は陽の光は斜めから当たります。

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そのため苗をずらして植えて陽の光が万遍無く当たるよにします。

少し深めに穴を作り、根が真っ直ぐに伸びるように植えます。

水耕栽培で育った苗は根が真っ直ぐと伸びてます。

その苗を培地のまま土に植えます。

培地が確実の埋まるように土を被せます。

苗の間隔は野菜により異なりますが、10cmぐらいです。

根に水と肥料が直ぐに行き渡る為に液肥を使用します・・・大変重要です。

水に液体肥料(ベジタブルA)を200倍に薄めて液肥にしています。

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水耕栽培で育てた苗は水と肥料に恵まれて育っています。

土に植えて水と肥料が少ないと育ちが止まります。

全部植えてから直ぐに水をタップと与えます。

その後は水を毎日差します。

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今年の11月は暖かく、天気の良い日が続いたのでケールもリーフレタスも大きく育ってます。

プランターに定植してから11月末にケール、リーフレタスも大きくなった葉っを収穫します。

室内などでLEDで育て野菜とは一味ちがう食感でした。

やはり自然の力のすごさを実感しました。

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ただこの寒い時期は虫などが飛んでこないので、無農薬で育てられます。

春から夏の時期では虫に食べられたり、卵をうえられたりしますので農薬は必要ですね。

陽の当たるベランダなどのある方はこのように水耕栽培で種から育てた苗を育ててみてください。

水耕栽培苗作りキットなどのお求めは

ケールの苗を水耕栽培で作ります

ケールの苗をを水耕栽培で作ります。

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ケールは日本では青汁の素として使われている大変栄養価の高い野菜です。

アメリカなどではサラダとして栄養価が高い野菜として一躍有名になり、現在ケールを主体としたサラダバーが大流行です。


市販のケールはサラダとして食べるには少し硬くてサラダに適していません。

しかし水耕栽培で自作で育てると、丁度食べごろの軟らかい葉っぱを収穫してサラダに出来ます。

ケールをタネから苗を作り、水耕栽培で育てたり、プランターに植えて露地栽培することができます。

又ベビーケールですとタネから植えて、そのまま収穫まで陽の光とLEDスタンドの光で安易に育てられます。

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又ベビーケールは特に軟らかい葉っぱでリーフレタスなどのサラダに混ぜて美味しいです。

これから涼しい秋に向かって、タネからケールの苗を作るには水耕栽培でするのが最適です。

庭やプランターでタネ植えすると、外の気候、温度によって発芽しないことが多いです。

多くのタネをまいても水やりでタネが乾燥して失敗することが多いです。


そこで市販のケールのタネを水耕栽培で育てると。 

1)暑い夏、寒い冬でもお家に中でケールタネを発芽でき、苗を育てられます。

2)ケールは発芽率が高いので失敗が少ないです。 

3)ケールのタネ3粒を1つのスポンジ培地植えすると数日で発芽が始まります。

4)毎日、目の当たりで発芽から苗作りまで管理できるので、失敗がありません。

5)初期投資は若干掛かりますが(2,400円〜3,500円)、その機材で何度も育てられます。

6)大きく育ってケールの苗をプランターや畑または水耕栽培キットで育てます。


簡単な水耕で苗つくりをご紹介します。

[準備するもの]

ケール苗作りキットとLEDスタンド、陽の当たる場所

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[水耕栽培でケール苗作りの方法]
ケールのタネを植えるところはスポンジウレタン培地です。

スポンジ培地はH型のスリット(スキマ)がもうけています・・これはリビングファームの特許です。

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ケールのタネ3個をH型の両端と真ん中の3箇所に上から6〜8mmぐらいの深さに植えてあげます。

培地の素材はウレタンを発泡させており、種から出てきた根がスムーズに伸びていけるような発泡状態です。


タネが発芽する必要な3つの条件]

一つは水です、タネの内部に水が浸透することで発芽する酵素が出てきます。

その酵素が働いて胚乳の中に発芽の為のエネルギーになります。

二つ目は温度です、ほとんどのタネは15〜20℃が適温です。

寒い冬は発芽しませんし、夏の暑いときも発芽が止まることもあります。


三つ目は空気(酸素)です。酸素は胚乳の中でエネルギーが造られる燃焼するときに使われるようです。

スポンジ培地には適当に気泡がありますので酸素の供給はスムーズのようです。

[種植えの手順は]

まずスポンジ培地にしっかりと水を湿らせます。

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湿った培地にケールタネを植えてから、育苗トレイの上に置きます。

リビングファームが開発した育苗トレイは置かれる培地の下が2cmほど空間を設けています。

培地から伸びてくる根が真っ直ぐと抵抗なく伸びていくことが出来ます。


14個のスポンジ培地を並べた育苗トレイを育苗容器に入れ、上からしっかりと水を差します。

水は育苗トレイが浸かるところまで入れます。

この水には肥料は入れません。

この水やりは重要で、タネに水が浸透しないと発芽作用が起きません。

またその後、スポンジ培地が乾燥して水不足になりますと、途中で発芽が止まってしまいます。

そのために水やり後は透明なラップで水が蒸発しないように被います。

ラップかけは大変重要です、一度濡れたタネが乾燥すると、そこで発芽過程が止まってしまいその後、水をやっても発芽が起きません。


[光は種の発芽にどの様に影響するか]

タネによっては発芽するときに光を必要とする植物種と暗いところで発芽するものがあります。

そのため念のため、透明ラップを被ってから黒いビニールで一日ぐらい被せます。


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二日目以降は明るいところに置き、培地のスキマから発芽するのを待ちます。

数日して発芽が始まりますが、種子により時間差があります。

培地のスキマをのぞいて見ると種の様子が判ります。


[光を当てる]

発芽を見たら直ぐに光を当てます。 重要です日中は太陽の光が当たるところに8時間ほど置き、夜間はLED、蛍光灯の光を当てます。

LEDスタンド(5〜8W)を一日中当てても成長は進みます。

陽の当たらない場所で育てるときは、やはり植物栽培用LEDが必要です。

リビングファームのLED360,600をご使用の場合は1日16時間ほど当てることで充分です。光が少ないと茎だけが伸びる徒長現象が起きます。

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あまり茎が長すぎると、定植するのに安定しませんので、再度タネ植えから始めます。


[苗の肥料]最初に出てきた小さな葉っぱが子葉です。

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本葉はそれから数日すると真ん中から大きい葉っぱが出てきます。


それまでは肥料は与えません。

発芽して根が伸びるまでの栄養は子葉にある栄養が使われるようです。


子葉の栄養が無くなり、本葉が出始める頃からは根も長くなっていますので、液体肥料(ベジタブルライフA)を与えます。

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本葉は大きくなるにつれ、日中は太陽光の当たる場所に置き、夜間はLED、蛍光スタンドの下で育てます。

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秋から冬にかけて日照時間が短くなりますが出来るだけ窓辺に置きます。


野菜によっては2個以上培地にタネをまきますので、培地から芽が1っ以上出てきた時は、芽を摘んで摘心します。

基本的には1つの培地には1つの苗を育てるのが良いようですが、野菜によっては2株ぐらいあっても良いです。

培地からケールの本葉が2cm、根が5〜8cmぐらいに伸びてきたら定植の時期です。

種を植えてから7〜10日ぐらい(季節により異なります)です。

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ケールの苗を定植する方法は3通りあります


[定植の方法1:ハイドロボールを使って水耕栽培育てる]
ハイドロボールは土と同じ役割をしますが、リビングファームの洗浄済みハイドロボールを使えば雑菌がなくて病気になりづらいです。

ハイドロボールは高温で焼成した土で、軽石のように沢山の小さな空間があります。

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水耕栽培ハイドロボールs-1.jpg

その空間に水や、栄養素(窒素、リン酸、カリと微量元素など)そして酸素が含まれています。

ハイドロボールのスキマに伸びた根の根毛がらそれれを吸収しています。


ハイドロボールをプラスチック容器に入れて、水位計も設置します。

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容器は御自分でお選びいただいた容器でも、透明なガラス鉢の中でも綺麗です。

ケールの苗をウレタン発泡培地ごと根を下にハイドロボール大の中に植えてあげます。

培地の部分が表面に出ないようにハイドロボール小でカバーします。


定植後は陽の光をたっぷりあげ、夜間もLEDスタンドなどで育てます。



[定植の方法2・土耕栽培]
水耕栽培で出来た苗を培地のままプランターや畑の土に植えてあげます。

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培地が隠れるように槌を被せて、上からしっかりと水を差します。

少しの期間(1週間ほど)液肥を与えた後は、市販の油かすなどの有機肥料などでも育てられます。

その後は市販の苗を育てると同じように育ててください。


[定植の方法3・リビングファーム水耕栽培]

水耕栽培をそのまま進める方はリビングファームの育成キットを用意します。

ウレタン培地ごとハイドロボールで育成ポットに定植します。

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育成ポットを育成ボックスに収納して,LEDの光を当てます。

その後は約3週間ほど、日中は陽の光を充分に与え、夜間はLEDまたは蛍光灯で育てます。

日中は陽の当たる場所があるときは育成ボックスを置きます。

太陽の紫外線があたりビタミンCが多く出来ます。

リビングファームのLED360,600で育てる方は1日16時間ほど照射して育てます。

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定植後10〜15日ぐらいから大きくなった葉っぱを摘みます。

その後もケールは根元から新しい芽がでてきます。

気候にもよりますが1〜3ヶ月ぐらい収穫が楽しめます。


水耕栽培で種から育てた苗は、病気もなく丈夫な苗に育ちます。

またホームセンターやお花屋さんで苗を購入するよりかなりお安く苗作り出来る方法です。

ケール苗作りキットのご購入はこちらから


リビングファームの水耕栽培苗作りキットはいろいろと用意されていますご利用ください

赤LEDと青LEDによる野菜の栽培

日曜日のテレビ番組「徳光和夫さん路線バスの旅」で玉川大学のLED植物工場を見学してました。

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玉川大学のLED植物工場は数年前から渡辺教授の指導の下で行われ、日本でもLEDによる植物工場の先駆けです。

私も2度ほど訪問させていただき、そのLEDの植物への効果を勉強させていただきました。

リビングファームで独自で開発したLEDも渡辺先生達のお話をお聞きして、今のLEDバランスにしました。

テレビでも説明されていましたが、赤LEDは植物の成長に貢献して、青LEDは植物の味わいなどの成長に役立っています。

特に今回はお話しておりませんでしたが、特に青の単色LEDは植物の栄養素を作るのに役立っているようです、それが味わいかと思います。

確かに白LEDは光合成をする為のエネルギーは多く発散するようですが、ビタミンやポリフェノールなどの発生などについてはまだ研究段階のようです。

ただ多くの植物は赤の光(660nm近辺)と青の光(440nm近辺)を多く吸収して光合成を促進していることは判っているようです。

最近の人口光型植物工場でも赤と青のLEDを駆使して、無農薬の野菜を育ています。

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リビングファームのLED360,LED600には光の色合いで2種類あります。

1つは従来のLED360RとLED600Rの赤・青シリーズで、これは赤と青のLEDバランスを3:1にしており白LEDより多くしています。

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これで育ててたリーフレタスやパセリなどを食品分析センターでビタミン等の栄養価分析をしてもらいましたが、露地栽培野菜と大きく違いはありませんでした。

ただビタミンCは露地栽培に比べると2割ほど少なく出てます。

これはLEDにはほとんど紫外線が入っていないためです。

太陽光の紫外線は植物のビタミン合成に大いに役立っているようです。

紫外線はたくさん人体に当たると害になりますので、我々のような家庭で楽しむ水耕栽培には無いほうがいいのですが、植物には少し問題があるようです。

お部屋の照明に使っている蛍光灯は少しの紫外線が出てますので、お部屋で育てるときはLEDの他にお部屋の蛍光灯も有効です。

また、日中はリビングファームの育成ボックスをLED照明から外して、陽の当たる場所に置くのを推奨します。

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リビングファームのLED360WとLED600Wは白系シリーズで、白LEDを多く装着されています。

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これは従来のRシリーズはリビングなどのお部屋で育てるには、少し赤の色が強すぎるというお客様のご要望に答えて今年から発売しました。

赤と青LEDの数量を減らし、白LEDの数を増やしました。

そのためお部屋ではほとんど白色の綺麗は照明で、特に野菜などの緑が大変映えます。

お部屋のインテリアとしても綺麗な水耕栽培機器となりました。

それでもやはり野菜はビタミン等の栄養価が重要かと思い、赤と青LEDは少ない数量ですが装着させました。

お客様のご判断で、栄養価重視で育てるかインテリア性を重視するかでお選びいただいております。


リビングファームではこの植物栽培専用LED照明と太陽光をバランスよく活用した水耕栽培をお勧めしております。

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苗作りを水耕栽培で

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野菜、ハーブや花の丈夫な苗を水耕栽培で作ります・・・苗作りの革命です!

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近年、異常気象で夏は極暑、冬は極寒と野菜を育てるのに過酷な状況が続きます。

特にタネから苗を作る時期は、野菜やハーブにとっても大事な時期です。

庭やプランターで種植えすると、外の気候、温度によって発芽しないことが多いです。

多くのタネをまいても水やりで失敗することが多いです。

また畑やプランターには多くの種を播きますが、そのうち実際に育てるのは1〜2割で大変不経済です。

そこで種を水耕栽培で育てるとこれらのすべてが解決します。 

1)好みの野菜やハーブ、花のタネが安く手に入ります。 

2)暑い夏、寒い冬でもお家に中でタネを発芽でき、苗を育てられます。

3)少ない種1〜3粒を1つのスポンジ培地植えますので発芽効率が高いです。

4)毎日、目の当たりで発芽から苗作りまで管理できるので、失敗がありません。 

5)初期投資は若干掛かりますが(2,400円〜3,500円)、その機材で何度も育てられます。 

6)出来た苗をお好きな時期にプランターや畑に植えます


そこで家の中で、今から涼しい秋に向けて種から水耕栽培で丈夫な苗を育てる方法を紹介します。

種を植える培地や肥料はリビングファームの

[苗作りキット][水耕で育苗セット]に揃っています。

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[苗作りキット]、[水耕で栽培セット]には種を植えるウレタンスポンジ培地や種を発芽させ、苗を育てる育苗トレイ、容器、液体肥料などが全て揃っています。

特長はスポンジ培地から出てきた根が真っ直ぐに伸びる仕掛けです。

育苗トレイは培地の下に2cmほどの空間ができるようになっています。

発芽したら直ぐに陽の当たる場所や,LEDスタンドの下で大きく育てます。本葉が出始め頃から液体肥料ベジタブルAをあげます。

数日して大きくなった苗をお庭や、プランターの土に植えます。


[準備するもの] 苗作りキットとLEDスタンド


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[水耕栽培で苗作りの方法]

種を植えるところはスポンジ培地です。リビングファームのウレタンスポンジ培地はH型のスリット(スキマ)がもうけています。

大きい種(ペレット状の種子)は1つだけH型の真ん中の1cmぐらいの深さに植えます。

小さな種(ルッコラやバジルなどの種)はH型の両端と真ん中の3箇所に上から6〜8mmぐらいの深さに植えてあげます。

培地の素材はウレタンを発泡させており、種から出てきた根がスムーズに伸びていけるような発泡状態です。タネが発芽する必要な3つの条件]一つは水です、タネの内部に水が浸透することで発芽する酵素が出てきます。

その酵素が働いて胚乳の中にアミラーゼなどを作ります。

二つ目は温度です、ほとんどのタネは15〜20℃が適温です。寒い冬は発芽しませんし、夏の暑いときも発芽が止まることもあります。


三つ目は空気(酸素)です。酸素は胚乳の中でアミラーゼやアミノ酸に変化するときに使われるようです。

スポンジ培地には適当に気泡がありますので酸素の供給はスムーズのようです。

[種植えの手順は]

 まずスポンジ培地にしっかりと水を湿らせます。

湿った培地にタネを植えてから、育苗トレイの上に置きます。

リビングファームが開発した育苗トレイは置かれる培地の下が2cmほど空間を設けています。

培地から伸びてくる根が真っ直ぐと抵抗なく伸びていくことが出来ます。

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水耕栽培水やりs.jpg


14個のスポンジ培地を並べた育苗トレイを育苗容器に入れ、上からしっかりと水を差します。

水は育苗トレイが浸かるところまで入れます。

この水には肥料は入れません。

この水やりは重要で、タネが水にしっかりと触れないと発芽作用が起きません。

またその後、スポンジ培地が乾燥して水不足になりますと、途中で発芽が止まってしまいます。

そのために水やり後は透明なラップで水が蒸発しないように被います。

ラップかけは大変重要です、一度濡れたタネが乾燥すると、そこで発芽過程が止まってしまいその後、水をやっても発芽が起きません。


[光は種の発芽にどの様に影響するか]

タネによっては発芽するときに光を必要とする植物種と暗いところで発芽するものがあります。

そのため念のため、透明ラップを被ってから黒いビニールで一日ぐらい被せてあげます。

植物のタネによって光があると発芽が促進されるタネを光発芽種子といいレタス類はそれです。

又植物のタネによっては光があると発芽が抑制されるものを暗発芽種子といいトマト類がそれです。


二日目以降は明るいところに置き、培地のスキマから発芽するのを待ちます。


スポンジ培地のスキマから出てくる小さな芽を見つけると感動です。


発芽が早い植物はリーフレタスの1部やバジル、ケール、レモンバームなどで、発芽が遅い植物はパセリ、イタリアンパセリやアイスプラントです。

発芽が遅い種子は忘れた頃、10日以上経って出てきます。

培地のスキマをのぞいて見ると種の様子が判ります。


[光を当てる]

発芽を見たら直ぐに光を当てます。

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苗作り水耕栽培2S.jpg


このときの光を当てるタイミングは大変重要です。日中は太陽の光が当たるところに置き、夜間はLED、蛍光灯の光を当てます。

LEDスタンド(5〜8W)を一日中当てても成長は進みます。

リビングファームのLED360,600をご使用の場合は1日16時間ほど当てることで充分です。

なるべくLEDの光に近づけて置きます。


[徒長現象]

この光の当て方が不十分ですと、茎だけが伸びる徒長現象が起きます。

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徒長はアットいうまに起こりますので、光を忘れないでください。

いわゆるモヤシのように茎だけが伸びてしまう現象です。この徒長がひどすぎる場合は、再度タネまきから始めてください。


[苗の栄養]

培地から子葉が出てから、本葉が出始めます。最初に出てきた小さな葉っぱが子葉です。

本葉はそれから数日すると真ん中から大きい葉っぱが出てきます。

それまではタネの胚乳や子葉から栄養をもらって成長しますので、肥料は必要としません。

本葉が出始める頃からは根も長くなっていますので、液体肥料(ベジタブルライフA)を与えます。

ベジタブルAは水耕栽培用の肥料で、一液で全ての植物成長栄養分(窒素,リン酸、カリやマグネシュームなどの微量元素)が入っています。

水耕栽培で使われている肥料は無機栄養素です。

これが水に溶けて植物の成長光合成に必要な窒素、リン酸、カリなどがイオン化され吸収されます。

有機肥料も土の微生物に分解されて同じイオンになります。したがって無機肥料も有機肥料も

根から吸収されるもはまったく同じであるとご理解ください。

逆に土の中には有害な物質[セシウムなど]があることも忘れないでください。

水耕栽培ではそのような不純な物質が入り込むことが無いの、さらに無農薬ですのでまさに安全安心な野菜が育つのです。

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日本の植物工場などでもこの肥料が多く使用されています。


育苗容器の液体肥料の入った水(液肥)は150倍ぐらいに薄めます。

育苗容器の3分の1ぐらいの水(250cc)にはキャップ0.8杯ぐらいを入れます。


本葉は大きくなるにつれ、日中は太陽光の当たる場所に置き、夜間はLED、蛍光スタンドの下で育てます。

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春から夏にかけて日照時間が長いときは6〜10時間ぐらい窓辺に置きます。

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培地から芽が1っ以上出てきた時は、芽を摘んで摘心します。

基本的には1つの培地には1つの苗を育てるのが良いようですが、野菜によっては2株あっても育ちます。

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[定植の時期]

培地から本葉が1〜2cm(リーフレタスの場合)、根が5〜8cmぐらいに伸びてきたら定植の時期です。

バジルは写真上のように直ぐに大きくなります、3~5cmぐらいで定植します。

種を植えてから12〜15日ぐらい(季節により異なります)パセリ、イタリアンパセリはもっと小さい時期にでも定植できます。

定植する時期は早すぎて根が小さいと、定植後成長しないことがありますが、遅くなって大きく成長した苗は成功率が高くなります。


[定植の方法1・リビングファーム水耕栽培]

水耕栽培をそのまま進める方はリビングファームの育成キットを用意します。

育成キットにある育成ポットにハイドロボール大を下に敷き、培地から長く伸びた根を育成ポットの下のスキマから出します。

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培地の高さ、位置を調整しながら周辺にハイドロボール大を並べていきます。

最後にウレタン培地が隠れるようにハイドロボール小を上から被せます。

育成ボックスには水に液肥を入れて150倍の液肥にし、水位線の一番上まで液肥を満たします。

育成トレイには育成ポットを置き、ハイドロボールの上から充分に液肥を注ぎます。

その後は約3週間ほど、日中は陽の光を充分に与え、夜間はLEDまたは蛍光灯で育てます。

リビングファームのLED360,600で育てる方は1日16時間ほど照射して育てます。


[定植の方法2:ハイドロボールで育てる]

 バジル、パクリーそしてミントなどが適しています。ハイドロボール育成キットを用意します。

ハイドロボールは土と同じ役割をしますが、リビングファームの洗浄済みハイドロボールを使えば雑菌がなくて病気になりづらいです。

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ハイドロボールを育成ボックスに入れて、水位計も設置します。

適当な間隔に穴をあけて苗を培地ごと植えます。

肥料を溶かした液肥をしっかり注ぎ、水位線が上部に上がるまで水をあげます。肥料はベジタブルライフAを150倍に薄めた液肥を使います。


リビングファーム水耕栽培より初期コストが少なくお手軽です。容器は御自分でお選びいただいた容器でも、透明なガラス鉢の中でも綺麗です。


[定植の方法3・土耕栽培]
水耕栽培で出来た苗を培地のままプランターや畑の土に植えてあげます。根が土の中に入るよう、事前に少し深めの穴を設けます。

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後は培地が隠れるように槌を被せて、上からしっかりと水を差します。

その後肥料はベジタブルライフAを150倍に薄めて、土が乾かない程度に与えます。

少しの期間(1週間ほど)液肥を与えた後は、市販の油かすなどの有機肥料などでも育てられます。

その後は市販の苗を育てると同じように育ててください。


水耕栽培で種から育てた苗は、病気もなく丈夫な苗に育ちます。

またホームセンターやお花屋さんで苗を購入するよりかなりお安く丈夫な苗を作くれます。

おうちのガーデニングにはこの水耕で育苗を取り入れてください。

季節より早く種植えして、丈夫な苗を作り収穫も早くすることも可能です。


リビングファームショップでは水耕栽培苗作りキットはいろいろと用意されていますご利用ください。

[苗作り水耕栽培キットシリーズ]     [水耕で育苗シリーズ]

ハイドロボールで水耕栽培  リビングファーム

ハイドロボール(ハイドロトン)は水耕栽培で丈夫な根を作ります

まず水耕栽培(ハイドロカルチャー)で種から丈夫な苗を作ります。

ハイドロボール水耕栽培で育てやすい野菜、ハーブはバジル、ケール、パクチー、レモンバームそしてミントなどです。リーフレタスなども育ちます。

育った苗は水耕栽培なので、土とは違って雑菌などの障害が無い丈夫な苗ができます。

リビングファームの「水耕栽培 苗作りキット」「水耕で育苗キット」などで作りますと14個の苗ができます。

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作られた苗のうち丈夫に大きく育った苗を定植する方法はいろいろとあります。

リビングファームでは育成キットの育成ボックスに定植することを奨励します。

育成キットには「育成ココベジキット」「育成RMキット」があります。

そして新しい方法としてハイドロボール水耕栽培の方法を紹介します。

育った苗を培地のままハイドロボールへ植えます。

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ハイドロボールは別名ハイドロコーンとかハイドロトーンとか言われています。

粘土質の水成岩を1200℃以上で焼成して作られた発泡した石(軽石みたいなもの)です。

中に小さな気泡があり、水、肥料、空気を貯めます。

そのハイドロボールの間を定植した苗の根が伸びていきます。

植物が必要な要素(水、栄養素、酸素)がその気泡に溜まり、根の根毛より内部に吸収される

いろいろとリビングファームで水耕栽培を試みましたが、ウレタンスポンジ培地から出てくる根には良くハイドロボールが馴染むことが実証されてます。

そこで今までのリビングファーム方式の根を水に浸すNFT方式でなく、直接ハイドロボールだけで育てみました。

バジルやケールそしてレモンバームなどのハーブでよく育つことを実証しました。


バジルを苗作りキットで育て、ハイドロボールに直接定植する方法を紹介します。

ハイドロボールを育成ボックスHBに3分の2ほど入れます。

水位計も設定します。(水の量が判ります)

ハイドロボールを5~6箇所ぐらい凹みを作ります。

そこに培地が隠れるぐらいに埋めます。


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水位計を見ながらタップリと水をさします。

日中は陽のあたるところに8時間ぐらい、夜間はLEDの光を当てます。

バジルの苗がドンドン大きくなります。

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ハイドロボールに植えてから20日ぐらいで収穫します。

収穫は茎の上部を切りますが、側芽が出ている少し上の部分から切り取ります。

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バジルは栄養価でも大変優れたハーブです。

ビタミンA類はレタス(球形)の26倍、ビタミンB類は2倍、ビタミンCは3倍と優れています。

ミネラルもカルシュウムはレタス(球形)の12倍、鉄分5倍、亜鉛3倍そしてマグネシュウム8倍と特に優れています。

少しづつ食べても栄養価は抜群のハーブですね。

バジルはイタリアン料理には欠かせないハーブですので、その料理のときに葉っぱを摘んで収穫します。

大量に収穫できたときはジェノベーゼソース(バジルソース)を作ります。


このハイドロボールだけで育てるときは、くれぐれも水耕栽培で育てた苗を定植してください。

市販の土で育てた苗は根に多くの雑菌が付いてますので、せっかくのハイドロボールの清潔さが失われます。

根腐れ病などになることがあります。

その場合はできるだけ根の土を水で流したり、根腐れ防止剤などを使ってください。

ハイドロボールのお求めはこちらから

          ハイドロボール小 (天日干し)ハイドロボール(水洗して天日干し)

水耕栽培でケールを育てました リビングファーム

ケールは青汁の素です、栄養価一杯です。

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異常気象ということで耐え難いような極暑が続きます。

いつになったらこの極暑が終わるのか、気象庁の長期予想でも明確でありません。

それではとにかくこの極暑を自分で乗り切る工夫をするしか無いようです。

夏バテには食事の工夫が必要です。

いろいろ夏バテ予防の食材が言われていますが、うなぎや豚肉などのビタミンB1が多い食材とビタミンBの吸収を助けるアリシンの多いニンニクなどは良いようです。

梅干などのクエン酸もいいようですね。


ビタミンCもドンドン取りたいですね。

そこで緑黄野菜でもダントツのビタミンが多いケールをおススメします。

ブロッコリーは王様と言われていますが、どうしても茹でてしまうので、だいぶ減ってしまいます。

その点緑黄野菜の女王を言われているケールはほとんど生のままで食べたり、飲んだりしますので100%効果あります。

ケールのビタミンCはブロッコリー、パセリについで2番目で、ホウレンソウの2倍あります。

カルシュウムなどはブロコリーの8倍でシソと同等です。


リビングファームのショールームでは1年中ケールを水耕栽培しています。

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この暑い時期ですと室内といえ結構温度が上がりますが、ケールはぐんぐん成長しています。

ショールームではリーフレタス、パセリ、イタリアンパセリ、パクチーそしてバジルなどを水耕栽培していますが、その中でもケールの水の減り方がダントツです。

その訳はケールの葉っぱからの蒸散が異常に多いようです。

蒸散が多いということは根からの栄養分がドンドン葉っぱまで行き渡り成長していることです。

ケールの水耕栽培は発芽から容易で、どなたでも成功します。

ケールのタネをウレタン培地に2〜3個植えます。

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発芽は早く2〜3日で培地のスキマから緑色の可愛い芽が出てきます。

発芽率は90%以上です。タネを植えてから10日ぐらいで定植できます。

定植後は日中は陽の光やリビングファームのLEDで育てます。

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日中、日照時間が8時間以内ですと、夜間はLEDスタンドで数時間は照射します。

肥料はリビングファームではベジタブルライフA(OATアグリテクノ社)を150倍に薄めて

5日〜7日間に1回は追加します。

根元からケールの葉っぱかドンドン伸びてきます。

ケールは病気や虫に強くて、ほとんど手入れ無しです。

大きくなった葉っぱから根元から摘んで収穫します。

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最初の収穫から数日毎に葉っぱを収穫し、数ヶ月収穫し続けられるのがすばらしいです。

水耕栽培ですので無農薬ケールはそのままサラダにしたり、青汁にしたりして楽しめます。

ベビーケールも簡単に育てられます。

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リビングファームのミニ水耕菜園キットで育てれば、今の時期ですと25〜30日ぐらいで収穫始まります。

陽の当たるお部屋とLEDスタンドがあれば大丈夫です。


市販のケールは農薬が心配ですし、少し大きすぎる葉っぱで硬いし青臭さが強いです。

その点お部屋で水耕栽培ですと、食べやすいときに収穫すれば、柔らかくて青臭さも少ないです。

わが家ではほとんど毎朝ケール入りのスムージとケール入りのリーフレテスサラダを食べています。

このケールのおかげと思いますが、この極暑の中でも夫婦共々仕事に料理にテニスに楽しんでます。

ベビーケール水耕菜園キットなどお求めは

水耕栽培ココベジキットのお求めは

バジルを水耕栽培で育てバジルソース(ジェノベーゼソース)を作ります  リビングファーム

今年は数十年ぶりの異常な暑さで人も動物もそして植物も全てぐったりと疲れきっていますね。

特に屋外で育てている野菜などは水不足と暑さによる成長不全で、今年の冬に続いて価格が高騰しています。

そしてこの炎天下に野菜などを手入れするには相当体力が消耗します。

タネから水耕栽培で育てた苗を家の小さな畑に植えてミニトマトを育てていますが、1日に3回も水遣りしています。

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7月になってからぐんぐん伸びて花芽ができ、今小さな果実ができつつあります。

まだまだ暑さが続くようです、屋外の作業は熱中症に気をつけてください。


その暑さの中でも、屋内で育てる水耕栽培は元気に育っています。


特にバジルの成長はすばらしく、蒸散が活発で育成ボックスの水の追加は2,3日に1回します。

蒸散が多いのは、同時に葉っぱの成長点に栄養がいきますので、ドンドン伸びていきます。

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バジルの水耕栽培は大変容易で、失敗がありません。

まず、バジルの種を水耕栽培用のウレタンスポンジ培地に3個ほど植えます。

タネに水が入るようにしっかりと培地に水遣りします。

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発芽は季節により異なりますが3〜5日で始まります。発芽率はほとんど100%です。

発芽したら直ぐに光を当てます。

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日中は太陽の光、夜はLEDの光を8時間以上当てます。

10〜14日で苗が大きくなって定植する時期です。


定植はリビングファーム水耕栽培キットをお持ちの方は育成ポットへ植えます。

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プランターの土に植えて、陽の光で育てることもできます。

またハイドロボールを入れたボックスに植えるて育てることもできます。


定植してからも日中は太陽の光を8時間、夜間LEDも8時間ぐらい光を当てます。

途中は肥料(ベジタブルライフA)を7日に1回は忘れずに与えます。


定植してから15〜20日ぐらいで20〜30cmぐらいに成長しますので、途中の茎からカットします。

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カットする場所は、その直ぐ下に脇芽が出ているところから2cmぐらい上です。


バジルの収穫はこのようにして数ヶ月(3〜5ヶ月)できます。


水耕栽培で室内で育てたバジルは無農薬ですので、そのまま使用でき新鮮で香り豊です。

昨日はバジルの葉っぱ400gぐらい収穫しました。

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わが家ではのその新鮮なバジルの葉っぱを加工してバジルソース(ジェノベーゼソース)を作ります。

バジルソース(ジェノベーゼソース)の作り方

【用意する材料】

バジルの葉っぱ  100g

パルメザンチーズ  80g*2

松の実 60g 

ニンニク、塩    少々

オリーブオイル   400cc

【作り方】

バジルの葉っぱそして全てをフードプロセッサーで粉々にします。

約1分ぐらいですべてが粉々になってペースト状になったら完成です。


ジェノベーゼソース(バジルソース)は一度に沢山使わないので、ビニール袋(ジプロップなど)に小分けにします。

それを冷凍にして、使用するとき解凍します。


【わが家のジェノベーゼソースの料理】

スパゲッティジェノベーゼ 明太子のせ また生ハム その他のパスタでも

タコとジャガイモのジェノベーゼ

フランスパンにバジルソースをぬってトースト 赤ワインに最適

その他魚のソティにバジルソースで味付け。など

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とにかくバジルソース(ジェノベーゼソース)の活用はバラエティで、赤ワインのおつまみには最適です。

バジルを育てる水耕栽培キットはこちらから

夏休み自由研究にこどもとお母さんの水耕栽培キットを

暑い夏が始まり、小学校では夏休みに入ります。

夏休みには自由研究をすることでお子様の多方面の能力がアップします。

そこでリビングファームでは昨年売り出しました『こどもとお母さんの水耕栽培キット』で自由研究してはと提案してます。

この水耕栽培キットはベビーリーフをタネから水耕栽培しますので、この極暑の折でもお部屋のなかで栽培出来ます。

ベビーリーフのタネをウレタン培地に植えることから始めますが、そのスキマから小さな芽が出てくるのは大きな驚きであり、まれな体験です。

発芽することの不思議さも目の当たりで見ることにより実感できます。

そして収穫までの25~30日間に起こる日々の変化を記録しておくことはバーチャルなゲームなどで

時間を使っている子供さんには素晴らしい実体験と思います。

そして収穫するベビーリーフを食べながらお子様との会話も楽しめ、又野菜嫌いもなくなると思います。

このキットを少しでも子供さんに判り易く、親しみをもてるようにイラストをしらとしりんさんに

お願いしてリビングファームショップのページを新しくしましたのでぜひご覧ください。

因みにこの『こどもとお母さんの水耕栽培キット』をイラストだけで紹介したいと思います。

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詳細な育て方はガイドブックにあります。

写真とイラスト入りで判りやすいです。


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【ベビーリーフの育て方】

ベビーリーフのタネをウレタン培地に1粒づつスリットに植えます。

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タネが発芽する必要な要素は

水、空気、温度です。

光は必要なタネと不必要な

タネがあるから複雑です。

タネにしっかりと水をあげます。

2~4日ぐらいでスリットから芽が出てきます

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芽が出たら直ぐに日中は陽の光、夜間はLEDなどの光を当てます。

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小学生3~4年生のお子様はお母さんと一緒に、5=6年生はお一人でできます

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育てながらキットについている栽培日記を毎日つけます。

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野菜が育つのは光合成によります。その原理も勉強できます。

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タネを植えてから約25日いよいよ収穫が始まります。

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5種類のベビーリーフができました、サラダで新鮮栄養価満天のベビーリーフを楽しみます。

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この『こどもとお母さんの水耕栽培キット』お求めは

こちらから

夏休み自由研究 水耕栽培でベビーリーフを育てませんか! 

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『こどもとお母さんの水耕栽培キット』

今年の夏休み、水耕栽培にチャレンジしませんか!

夏休みの自由研究にはベビーレタスをタネから育てる水耕栽培で新しい体験を!

タネ植えから始めて、発芽する様子を観察しながら、なぜタネは発芽するの?

日中は陽の当たる場所に置き、夜はLEDスタンドの光と当てると、毎日どんどん大きく育ちます。

どうして野菜は大きくなるの?光合成てなに?など、葉っぱを観察しながらこどもとお母さんが一緒に勉強できます。

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そして30日後には大きく育ったベビーリーフの葉っぱを収穫して、栄養価の高いサラダが楽しめます。

野菜嫌いのお子様も自ら育てた安全・安心なベビーリーフに夢中になります。

 ベビーレタス・ミックスにはベビーロメイン、グリーンオーク、レッドオーク、ロロロッサ、ロログリーンなどが入っています.

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『こどもとお母さんの水耕栽培キット』には、ベビーレタスの育てかたガイドブックがあり、水耕栽培初めての人でも直ぐ始められます。

さらに種植えから育成するまでの間のできごとなどを、観察日誌に記入します。

7月の夏休みに開始と同時に種植えすれば、夏休みが終わる8月下旬に収穫でき、約1ヶ月の観察日誌が出来上がります。

その間、発芽のしくみ、大きく育つしくみなど目の当たりに観察しながらの自由研究が出来ます。

最後にはおいしいサラダ料理を作るもの良いですね。

キットの内容

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育成容器、育苗(いくびょう)トレイ、スポンジ培地(ばいち)シート(2回分)

液体肥料(ベジタブルライフA)、ベビーレタス・ミックス(約2回分)、

ピンセット、ネームプレートなど


ベビーレタスの水耕栽培方法

スポンジ培地(ばいち)シートを水に浸して、たっぷりと水を含ませます。

シートを育成ボックスの育苗トレイにのせます。


[タネを植えは・どのように発芽するのか?]

タネをスポンジ培地シートのスキマに植えます。

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1本のスキマに10〜15個のタネを深さ1cmぐらいのところに植えます。

上からジョウロで水をたっぷりと、培地シートの底がぬれるまで差します。

スポンジ培地の水が蒸発して乾燥しないように、容器の上から透明なキッチンラップをかけます。

2〜3日目にはスキマから緑の芽が出はじめます。

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[発芽するしくみは?水と空気とあたたかさが必要] 

まずタネは水を吸うと植物ホルモンが発生します。

タネの中に栄養を蓄えている胚乳(子葉)にそのホルモンが入り込みブドウ糖を作ります。

そのブドウ糖を作る過程で酸素が必要です。

またタネは寒い冬や、冷蔵庫に入れておくと発芽しません、春になったりあたたかいお部屋におき、水を吸うと発芽が始まります。


この三つが揃うと最初の根が大きくなり始めます、そして子葉が発達してきます。ただタネの種類によって、無胚乳種子は最初から大きな子葉がタネの中にありますので、直ぐに大きくなって殻を割って出てきます。有胚乳種子は子葉を作るのに時間がかかるようです。

[光の役目・芽が生長するに必要なものは?]
小さな芽が出始めましたね。

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タネが発芽はじめたときは、タネにある栄養分(ブドウ糖)などで根も芽もおおきくなります。

芽が外に出てさらに大きく成長するにはいよいよ光が必要になります。

小さな葉っぱで光合成が始まるのです。ですから発芽したら直ぐに光を与えなくてはいけません。


直ぐに光を当てます。夜はLEDや蛍光灯スタンドの光に、昼間は陽の当たる場所に置きます。

光の量が足りないと茎だけが伸びる徒長現象(モヤシ現象)がおきます。


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[肥料は?:芽がさらに大きくなるため]

発芽して最初は子葉や胚乳にあるある養分(ブドウ糖)を使って成長します。

子葉の真ん中から本葉の芽が出始めますと子葉がだんだん小さくしぼんできます。

子葉の栄養分を使い切ってからは、成長した根から栄養分を吸収しなければなりません。

根が伸びている水のなかにはまだ栄養素がありません、そこで液体肥料(ベジタブルライフA)を与えます。

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ベジタブルライフAには植物が生長するに必要な栄養分、チッソ、リン酸、カリウムの3大要素とカルシュウム、マグネシュウム、イオウ、そして微量要素の鉄、マンガン、亜鉛などがあります。

根を観察しましょう、太い根の周囲には細い根毛があります、底から水や無機養分を吸収しています。

この肥料を水に約200倍に薄めて溶かし、根より吸収させます。

本葉が出てどんどん大きくなりますと,ますます光が必要になります。

出来るだけ朝から晩まで陽の当たる場所に置いてあげます。


[光合成とは?:葉っぱで光合成がおこなわれています]

葉っぱは光を多く受けれるようにだんだん大きく、広い形になります。

この葉っぱの中で光合成がおこなわれています。葉っぱの表面に多くの葉緑体があり、その葉緑体の中に入った光がエネルギーになります。

そのエネルギーは葉っぱの裏側にある気孔から入ったきた二酸化炭素と根からあがってきた栄養分と水とを反応させます。

その結果葉緑体の中でデンプンができます、そして水が分解されて酸素ができ、気孔からどんどん外に出ていきます。

このデンプンは植物はどんどん成長していきます、これらの反応が光合成です。


[ベビーリーフの栄養は?]

タネを植えてから20日ぐらいになると葉っぱが大きくなってきました。

ベビーレタスの種類によって形、色も変わってきました。

グリーンオークは緑の色で特長のある形をしています。

レッドオークは色が赤黒くなってきました、この色素はニンジンの赤色とおなじカロティンが一杯含まれているからです。

ベビーロメインは長い葉っぱで濃い緑色しています。

ロロロッサは縮れた形が特長です。


[蒸散の役割は?]

葉っぱが大きくなるにつれて、水の無くなるのも早くなります、根からどんどん水と養分を吸収して大きくなっています。

水は根から吸収されるとほとんどが葉っぱの裏側にある気孔から水蒸気として出てしまいます。

これを蒸散と言います。

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蒸散が活発になると、栄養分もどんどん根から吸収されて、葉っぱで光合成がおこなわれ、デンプンができ葉っぱや茎もも大きく成長します。

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いよいよ収穫します大きくなった周辺の葉っぱから摘んで収穫しましょう。

[収穫します]

タネを植えてから30〜35日になりますと、大きくなった葉っぱから摘み取ります。

水耕栽培でお部屋で育てましたので、無農薬ですので摘み取った葉っぱは少し水洗するだけで食べます。

おいしいサラダで召し上がってください。


そのまま5〜8日経ちますと、小さかった葉っぱが大きくなって収穫時期です。

このようにして数回、1ヶ月ぐらい収穫を楽しめます。

その間も液肥と光は忘れないようにします。


夏休みの自由研究のまとめは、栽培日誌に書き込んだこと、写真を写して発芽から収穫まで見えると良いですね。


こどもとお母さんの水耕栽培キットの詳細はこちらへ

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野菜やハーブの種の発芽・リビングファーム水耕栽培

種の発芽の仕組み リビングファーム水耕栽培

 
水耕栽培で丈夫な種を作ることが出来ますが、その前提として種が発芽してくれることが大事です。

その種の発芽の仕組みを説明したいと思います。

リーフレタス、バジル、ケール、ミニトマト、ルッコラなどの種の発芽は比較的早くて,容易です。

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発芽率も高くて失敗がありません。

しかしパセリ、イタリアンパセリ、アイスプラントなどは発芽が始まるので10日以上掛かります。

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発芽期間が掛かる野菜、ハーブはその発芽するまでの管理が難しいのです。

そのためにもタネがどの様な仕組みで発芽するかを知ることは重要ですね。


1、発芽する3つの条件

まず最初の条件は水です。

水が種にしみこんでから全ての種は発芽がはじまります。


しかし温度が低すぎても発芽が始まりません。

そこで2つ目に重要な条件は温度です、寒い冬に向かって発芽したら大変ですね。

ですからほとんどの種は温かい春を待って発芽が始まります。


そこでリビングファームでは、種をまず冷蔵庫などの寒い空間に置いておきます。

その間に種は寒さを感じてジベレリンという植物ホルモンを増やしていきます。

そしてご注文があってから出荷しますので、寒さを感じてから暖かさを感じますので1年中いつでも発芽できるのです。


3つ目に大事な条件は空気(酸素)です。種の中にある幼根や葉っぱを成長させ発芽が始まります。

そのためのエネルギーが必要ですね。そのエネルギーは種の中に蓄えている栄養分からもらいます。

その栄養分(ブドウ糖)を作るのに酸素が必要となります。


この3つの条件が揃ったときに種は発芽を始めます。

もう1つ発芽に影響するものがあります。

それは光です。

種は光を感じるのですが、その光の影響は複雑のようです。

種によって光を感じると発芽が促進するものと、発芽が止まる種もあるそうです。

そこでリビングファームでは種を育苗容器のウレタン培地に植えてからは、1〜2日間黒いビニール

を被せておき、一時的に光を遮断する方法をとってます。

育苗容器の培地から発芽するかしないか関係なく2日後は光を当て始めています。


2、種の構造

まず種を保護するのは種皮です。

栄養分を蓄える部分は胚乳と子葉です。

根や葉を作る胚(胚軸)があります。

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そして種にはその形によって有胚乳種子と無胚乳種子とに分けられます。

1つは栄養素を蓄える胚乳が多く占める有胚乳種子です。

イネ、ムギ、トウモロコシなどの種です。

そして2つ目が、胚乳が無い無胚乳種子があります。

レタス、リーフレタスそしてダイズやエンドウマメなどの豆類のです。

これは子葉が大きく発達して、胚乳が退化して子葉に栄養分が移動した種です。

リビングファームの実験ではリーフレタスのような無胚乳種子は子葉が出来ている分、早く発芽が見られます。


3、ウレタン培地へ種植え

まずリビングファームのHスリットがある培地に種を植えてみます。

ウレタン培地にしっかりと水を含ませます。

その培地をリビングファーム育苗トレイに並べます。


比較的大きな種子はHスリットの真ん中に植え、小粒な種子はHスリットの3箇所に離して植えてあげます。

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そして大事なことは種に水が浸透するように培地の上から水を与えます。

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そしていよいよ発芽が始まります。


4、発芽の仕組み。

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種に水を与えると種皮を浸透して胚(子葉、胚軸、幼根)に到達します。

その胚の部分からまず発芽を促す発芽ホルモンのジベレリンが発生します。

ジベレリンは胚乳(子葉)に浸透していき、タンパク質分解酵素のアミラーゼやマルターゼを作ります。

そして胚乳(子葉)にあるタンパク質を分解してブドウ糖を作ります。

そのブドウ糖を栄養として胚ある根の成長を促します。

根は重力を感じて、種の置き方に関係なく下のほうに伸びていくようです。

有胚乳種子は胚乳から養分を供給しながら胚にある子葉を成長させます。

無胚乳種子には既に子葉がありますので、その子葉が大きくなって種皮を破って伸びていきます。

その場合でも根は下へドンドン伸びていきます。

リーフレタスなどの無胚乳種子は3〜5日ぐらいでHスリットのスキマから子葉が見えます。

5、種の成長

水が浸透した種はまず根を伸ばし、そして子葉を伸ばしていきます。

しかし水が充分に少なかったり、培地が乾燥するような環境ですとその成長が止まります。

リビングファームの経験では一度発芽システムが停止すると、再度水を与えても再度発芽が進まないようです。

リビングファーム水耕育苗キットで育てる場合は水を与えて後は必ず透明ラップでカバーして水の蒸発を防ぎます。

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特にパセリ、イタリアンパセリ、アイスプラントなどの発芽に時間のかかる野菜などは透明ラップでカバーした後もいつも観察を続けます。

2〜3日に一回は培地のスリットの中を見て発芽の様子を見ます。

乾燥しがちですと少し水を足してあげます。発芽が始まりそうも無いときは、新しい種を植えてあげます。

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ウレタン培地などで育てる水耕栽培では発芽を観察することができるのが特徴です。

そのため発芽成功率が高いのです。

ぜひ育てたい野菜やハーブを種から育ってみましょう。

そして健康的な苗を作ります。

美味しい野菜やハーブの育成の第一歩は丈夫な苗を作ることです。

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発芽するときの感激は素晴らしい体験です。

参考文献 『タネのふしぎ』田中 修著

発芽以降の苗の育て方はこちらへ

丈夫な苗を水耕栽培で作ります

丈夫な苗を水耕栽培で作ります


初夏の季節になり、植物が成長するのに最適の時期です。庭の畑やベランダのプランターでも太陽が当たるところなら、どんどん野菜やハーブが育ってくれます。

少し遅くなりましたがリビングファーム実験室ではミニトマトの苗を作っています。

今年は特に甘味のあるミニトマトを作りたいと思い(孫の為)、ミニトマトの品種も甘味の多い

シュガーテールという品種を選びました。

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種から育苗容器で育てた苗は水耕栽培で育てたり、庭の小さな畑に定植して育てていきます。

このようにして水耕栽培で育てると丈夫な苗だけを選んで定植することができ、失敗がありません。

そして好きな品種の種を選ぶことが出来ます。


そこで種から苗作りを水耕栽培でするやり方を紹介します。


種はホームセンターやお花屋さんで育てたい種を購入します。

ただ野菜の種類や種によっては水耕栽培むいてないのもありますので、リビングファームの『こんな野菜が育ちます』を参考にしてください。

https://www.living-farm.com/category/1313485.html


そして準備するものはリビングファームの

[育苗セット]            [水耕栽培育苗・育成ココベジキット]です。


[ウレタン発泡培地]

種を植えるところはウレタン発泡培地です。

まずウレタン培地をしっかりと水に浸します

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リビングファームのウレタン培地はH型のスリット(スキマ)がもうけています。

大きい種は1つだけH型の真ん中の1cmぐらいの深さに植えます。

小さな種はH型の両端と真ん中の3箇所に上から6〜8mmぐらいの深さに植えてあげます。

培地の素材はウレタンを発泡させており、種から出てきた根がスムーズに伸びていけるような発泡状態です。

[タネが発芽する必要な3つの条件]

一つは水です、タネの内部に水が浸透することで発芽する酵素が出てきます。

二つ目は温度です、ほとんどのタネは15〜20℃が適温です。

寒い冬は発芽しませんし、夏の暑いときも発芽が止まることもあります。

全て植物の自己防衛機能でしょう。

三つ目は空気(酸素)です。

堅い土の中や水の中ではなかなか発芽しません。

ウレタン培地は沢山の気泡部分がありますので酸素は供給させるようです。


[タネの発芽する仕組みは]

まず水を吸った種の胚(芽や根の原型)から出るジベレリンという植物ホルモンが胚乳や子葉の部分を刺激してブドウ糖などを合成します。

そのエネルギーをもらって芽や根が形作られそしてどんどん芽や根が成長していきます。そして芽は上に、根は下に伸びて行きますが、これは地球の重力を感じているようです。

[培地へ種植えする手順は]

まず発泡培地にしっかりと水を湿らせます。

湿った培地にタネを植えてから、育苗トレイの上に置きます。

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リビングファームが開発した育苗トレイは置かれる培地の下が2cmほど空間を設けています。

培地から伸びてくる根が真っ直ぐと抵抗なく伸びていくことが出来ます。

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14個のウレタン培地を並べた育苗トレイを育苗容器に入れ、上からしっかりと水を差します。

水は育苗トレイが浸かるところまで入れます。

この水には肥料は入れません。

この水やりは重要で、タネが水にしっかりと触れないと発芽作用が起きません。

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またその後、ウレタン培地が乾燥して水不足になりますと、途中で発芽が止まってしまいます。

そのために水やり後は透明なラップで水が蒸発しないように被います。


[種の発芽のはじまり]

さらにタネによっては発芽するときに光を必要とする植物種と暗いところで発芽するものがあります。

そのため念のため、透明ラップを被ってから黒いビニールで一日ぐらい被せてあげます。

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植物のタネによって光があると発芽が促進されるタネを光発芽種子といいレタス類はそれです。

又植物のタネによっては光があると発芽が抑制されるものを暗発芽種子といいトマト類がそれです。


二日目以降は明るいところに置き、培地のスキマから発芽するのを待ちます。


発芽が早い植物はリーフレタスの1部やミニトマト、バジル、ケール、レモンバームなどで、発芽が遅い植物はパセリ、イタリアンパセリやアイスプラントです。


リビングファームで実験した平均発芽日数は下記のようです。

温度は15〜25度Cの環境です。

尚リビングファームでは発芽はウレタン培地のスキマから芽が出たことを差します。

本来はタネが殻を破って根がでて芽が出たときが発芽といいますが、ウレタン培地のスキマをのぞくとその現象が見られます。


 リーフレタス類は約3〜5日 マザーグリーン、マザーレッド、グリーンウエッブは発芽率高い

 パセリ、イタリアンパセリ 10〜15日 (ともに発芽するまで日数が掛かります)

 バジル 5〜8日、 ルッコラ 5〜8日、エンダイブ 5〜8日 

 アイスプラント 10〜15日以上(発芽率もあまり良くない)

 ケール  3〜5日(大変発芽が早い)

 パクチー 4〜6日 (パクチーのタネは堅い殻に囲まれていますので、必ずタネを軽く

            ハンマーでたたいて割ってから2つの種を植えます)

 ハーブのレモンバーム 3〜5日です、芽の成長が遅いです。

 ペパーミントは10~15日(タネが小さく芽も小さいので、管理が難しいです)

 ミニトマト 3〜5日ぐらいです。


[太陽光やLEDの光を当てる]

発芽を見たら直ぐに光を当てます。

日中は太陽の光が当たるところに置き、夜間はLED、蛍光灯の光を当てます。

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リビングファームのLED360,600をご使用の場合は1日16時間ほど当てることで充分です、なるべくLEDの光に近づけて置きます。


[徒長現象]この光の当て方が不十分ですと、茎だけが伸びる徒長現象が起きます。

いわゆるモヤシのように茎だけが伸びてしまう現象です。

この徒長がひどすぎる場合は、再度タネまきから始めてください。

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[苗に液肥を与えます]

培地から子葉が出てから、本葉が出始めます。

それまではタネの胚乳や子葉から栄養をもらって成長しますので、肥料は与えません。

本葉が出始める頃からは根も長くなっていますので、液体肥料(ベジタブルライフA)を与えます。

ベジタブルライフAはOATアグリオ株式会社(大塚製薬の子会社)が水耕栽培専用に開発した

一液で全ての栄養素(チッソ、リン酸、カリと微量元素)が入っている最適な家庭用液肥です。


育苗容器の液体肥料の入った水(液肥)は150倍ぐらいに薄めます。

育苗容器の3分の1ぐらいの水(250cc)にはキャップ0.8杯ぐらいを入れます。


本葉は大きくなるにつれ、日中は太陽光の当たる場所に置き、夜間はLED、蛍光スタンドの下で育てます。

蛍光灯の光は植物育成には意外とむいています。それは蛍光灯には赤外線、紫外線が含まれており、LEDより太陽光に近いからです。

リビングファームの実験でも苗作りには家庭用蛍光灯スタンドを使っています。

ただ電力はLEDより多く消費しますが。


培地から芽が1っ以上出てきた時は、芽を摘んで摘心します。基本的には1つの培地には1つの苗を育てるのが良いです。


[苗を定植する時期]

培地から本葉が1〜2cm(リーフレタスの場合)、根が5〜8cmぐらいに伸びてきたら定植の時期です。

ミニトマトは2〜5cmぐらいになったら定植します

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パクチーの定植

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種を植えてから12〜15日ぐらい(季節により異なります)パセリ、イタリアンパセリはもっと小さい時期にでも定植できます。


[水耕栽培で育てるときの定植の方法]

水耕栽培をそのまま進める方はリビングファームの育成キットを用意します。

育成キットにある育成ポットにハイドロボール大を下に敷き、培地から長く伸びた根を育成ポットの下のスキマから出します。

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培地の高さ、位置を調整しながら周辺にハイドロボール大を並べていきます。

最後にウレタン培地が隠れるようにハイドロボール小を上から被せます。

育成ボックスには水に液肥を入れて150倍の液肥にし、水位線の一番上まで液肥を満たします。

育成トレイには育成ポットを置き、ハイドロボールの上から充分に液肥を注ぎます。

その後は約3週間ほど、日中は陽の光を充分に与え、夜間はLEDまたは蛍光灯で育てます。

リビングファームのLED360,600で育てる方は1日16時間ほど照射して育てます。


[土耕栽培の定植の方法]

水耕栽培で出来た苗を培地のままプランターや畑の土に植えてあげます。

根が土の中に入るよう、事前に少し深めの穴を設けます。後は培地が隠れるように槌を被せて、上からしっかりと水を差します。

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その後肥料はベジタブルライフAを150倍に薄めて、土が乾かない程度に与えます。

少しの期間(1週間ほど)液肥を与えた後は、市販の油かすなどの有機肥料などでも育てられます。

その後は市販の苗を育てると同じように育ててください。


水耕栽培で種から育てた苗は、病気もなく丈夫な苗に育ちます。またホームセンターやお花屋さんで苗を購入するよりかなりお安く苗作り出来る方法です。


リビングファームの水耕栽培苗作りキットはいろいろと用意されていますご利用ください。

ケールは美容に良い 水耕栽培で育てます

ベビーケールをミニ水耕菜園で育てています。

5月初旬にウレタン培地シートに植えてから、3日目で発芽が見られました。

発芽率も最終的に95%になり、勢いのある葉菜は発芽から違います。

ケールは世界的に栄養価で注目されている葉野菜で、特にアメリカではスーパーフードとしてもてはやされています。

ハリウッドスターのアン・ハサウエイが美容の為、このケールをサラダやスムージーとして飲んでいることにより人気が出ている野菜です。

日本では青汁の原料となってなっております、健康飲料の原点みたいです。

ケールは最近お店でも売っていますが、ぜひ無農薬をお勧めします。

水耕栽培で種からケールを作れば、新鮮で安心安全なサラダやスムージーとして楽しめます。


ケールに含まれている栄養価はビタミンAで球形レタスの12倍、ビタミンCで16倍(日本食品成分表より)もあります。カルシュームは12倍、鉄分2倍とミネラルでも優れています。

特に高血圧、動脈硬化、糖尿病の改善に効果が期待できるマグネシュウムが球形レタスの50倍も含まれている健康野菜です。


ベビーケールを水耕栽培で手軽に育てるにはリビングファームミニ水耕菜園キットなどが良いです5月2日にウレタン培地シートの9本のスリットに10個ずつぐらい植えました。

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4日目にはあちこちから発芽が見えます。

本日10日、1週間ぐらいで写真のようにほとんどのスリットから発芽しており、可愛い子葉が沢山出ています。
水耕栽培で発芽させるコツは、水やりを丁寧にすることです。その後透明ラップでウレタン培地が乾燥しないように被せます。
2〜3日しますとスリットから小さな芽が出てきます。

直ぐに日中は太陽の陽に当てたり、夜間は蛍光灯に当てます。光が足りないと茎だけが伸びる徒長現象が起きますので、注意です。


陽の当たる場所が無い方はぜひリビングファームの植物栽培用LED360で育ててください。

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途中5日に1回には液肥(ベジタブルライフA)も忘れずに、150倍に薄めた液肥を注ぎます。

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日中は陽の当たるところに置きますと、太陽の紫外線が当たり抗酸化剤のビタミンCなどが多く

作られます。

早く育てるには夜間もLED照射します。30日ぐらいで程よい大きさになったら、数枚から収穫を始めています。

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ケールをそのまま食べると青臭さがありますので、少し小さくちぎってリーフレタスのサラダに混ぜてあげると美味しく食べられます。

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大きくなりすぎ、堅くなったケールはブレンダー(ミキサー)で細かくして牛乳、バナナそしてゴマをブレンドして飲みますと美味しく飲めます、我が家の毎朝の健康ジュースです。


葉っぱ大きく硬くならない内に収穫します、リビングファームで作ったケールは根がしっかりとしているので何回も収穫でき、数週間は楽しめます。

5月初旬にミニ水耕菜園に植えたベビーケールは6月初旬から収穫を始めましたが、その後も

LED360の光を当てて、6月下旬になってもまだ収穫しています。


ベビーケールはケールを違って葉っぱも大きくなく、柔らかくてあまりケール独特の青臭さが少なく香りも爽やかです


ミニ水耕菜園キットケールで簡単に育てられます。

植物栽培用LEDの不思議な力  

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植物工場や家庭で楽しむ水耕栽培キットの光源としてはLEDが主流になっています。

数年前まではコストや効果面で蛍光灯が植物工場の光源としては主流でした。

その後赤と青LEDの植物栽培用のLEDが開発され、さらにコストが下がってからは新設される植物工場の光源はほとんどLEDになっています。

電気消費量は蛍光灯の20〜25%ですみランニングコストが安くなり、大変エコです。


現在植物工場では主に赤LEDと青LEDと駆使して葉菜などを水耕栽培で育てています。

なぜ赤LED、青LEDで育つかが不思議なところですね。

太陽の光を波長の長さで分解すると可視光線は紫色から始まって、青色、緑色、黄色そして赤色へと変化します。

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その色のうちで植物の葉っぱにある葉緑体の中では青と赤の光が多く吸収され、光合成がどんどんおこなわれています。

緑色は葉っぱの表面で反射されあるいは透過したりするので人の目には植物は主に緑色に見えてます。

緑、黄色などの光は反射しますが、一部は透過したりして下の葉っぱのエネルギーにはなります。


リビングファームではその赤LED(波長660nm)と青LED(440nm)をバランスよく配置したLED光源を使っています。

リビングファームの長年の実験ではLED赤と青を3:1のバランスが育成において最適の成果が出ています。

しかし赤と青LEDだけでは色がどぎついのでそれに白LEDを配置しております。

リビングなどで育てるには緑の葉っぱが綺麗に見えるためにも白LEDが必要です。

ただ白LEDだけでは波長の形を見てもお判りのように、植物が一番吸収している赤が少な過ぎます。

そこでリビングファームLED360とLED600では赤と青LEDのバランスを3:1にしてそこに白LEDを配置しています。

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さらにお客様の御要望でもっと葉っぱが緑に見えるように白を多いしたWシリーズを近日発売します。

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LED360R(従来のLED)とLED360Wの光の波長の分布は図のようになります。

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新製品LED360Wは最低限の赤LED3個と青LED1個で残りは白LEDです。

これは従来のLED360Rに比べると葉っぱの緑が綺麗に見え、しかも野菜の発育も良い成果がでています。

ただ栄養価ではLED360Rよ若干落ちますが、緑の葉っぱが綺麗に映えます。

さらに青LEDの単色光によりポリフェノールなどの抗酸化物が生み出す効果もあります。


いずれにしましても、リビングファームのオリジナルLEDはお部屋の中で本格的な栄養価のある野菜を育てられます。


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リビングファームでは日中は極力太陽の光を活用して、夜間は植物栽培用LEDで照射しますと、ビタミン、ミネラルも露地栽培と同じような野菜が収穫でき、そして大変エコです。


今後はLEDから発する光の隠れた力をもっと研究すると将来の農業に文字通り光明が見えてくると思います

パクチーの発芽について

パクチーの発芽について

野菜、ハーブの中でも発芽が大変難しいものがあります。
今までで苦労しましたのがアイスプラントやホウレンソウです。


次にはパクチーですね。
でもパクチーは容易に発芽させられる要領があります。
パクチーは硬い殻にタネが囲まれていますので、そのまま培地に植えても発芽率は低いです。

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まずパクチーの殻をプラスティックハンマーなどで軽く叩きますと割れ目ができます。
その割れ目にピンセットなどを差し込んで二つに割ります。
中からウス緑色のタネが二つ出てきますので、そのタネをウレタン培地に植えますと発芽率は80%以上になります。


大量にパクチーのタネを割るときには硬い平面に並べたパクチーのタネを平らな硬い板でもみますと少しずつタネが分化してきます。
そのタネを植えます。


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タネの発芽の要因
種の発芽に必要な要素は、水、温度そして空気(酸素)です。
まず種は水を吸収することにより発芽ホルモンが発生して、種の中で根と芽の形が作られます。
通常発芽ホルモンが活性化する温度は10〜25度ですが、種(特にホウレンソウ)によっては温度が高く(20℃以上)ないと発芽しないものもあります。
冬場寒いときは室温、周辺温度を上げて発芽を促します。


発芽に光がいるかどうかはタネの種類によります。
光が必要なタネは光発芽種子といい、シソ、ミツバ、レタスなどで多くのあります。
光が当たると発芽が止まるタネもあります、トマト、かぼちゃ、きゅうりなどがあります。
リビングファームではタネによって光反応が違うことを考慮して、培地にタネ植えして水を差してから1〜2日は黒いビニールシートを被せてあげます。

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タネの発芽の仕方
まず根が出始めてから芽が出ますが、種は呼吸を始めるのでその周辺に酸素が無いと進行が止まります。


リビングファーム水耕栽培ではウレタンスポンジ培地に種を植えますので、種の周囲に酸素は充分に供給されています。


ただ発芽ホルモンが発生しても水が足りないと発根、発芽が止まりますので、ウレタン培地にはは水を充分含ませることが必要です。
今までの経験では、一度途中で枯れた種は再度水を与えても全てが止まりますので発芽しません。
再度タネを植え直します。

ウレタン培地には充分な水を与え、その後透明なラップ等で水分の蒸発を防ぎます。 これは大変重要です。
いよいよ発芽です。
ウレタン培地のスキマから緑の芽が出始めます。
種によって3日で発芽を見るのもありますが、10日以上経ってから発芽を見る植物もありさまざまです。

パクチーは7〜15日ぐらいで全ての培地から芽が出始めます。

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発芽率は植えた種の数で発芽した芽の数を割り計算しますが、リーフレタスなど通常市販されている種は80%以上が多いです。
アイスプラントのように発芽率60%以上と書かれている種もあります。
発芽を見たら直ぐに光を与えます、光が足りないと茎だけが伸びる徒長現象がおきます。
あまり徒長が激しいときは再度種植えしてください。


発芽後の注意点は光、水、栄養です。
日中は太陽の陽が当たる場所に置き、夜間は蛍光灯、LEDスタンドの光を当てます。
ウウレタン培地の水は枯らさないようにします。

芽は初期には子葉から栄養をもらいますが、本葉が出始まる頃は根からの栄養が必要です。
育苗容器に水に液体肥料を少したらします。
リビングファームの液体肥料(ベジタブルライフA)は200倍に薄めます。


10〜15日過ぎると根も長く伸び、芽もしっかりと伸びてきます。

種によって日数が異なりますが、種植えしてから15〜25日ごろには定植する時期です。

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パクチーの苗をハイドロボールを使って定植します

水耕栽培で育ててた苗は根の長さも確認でき、最適な苗だけを定植して育てていきます。
定植はプランター、畑などに苗を培地と一緒に植え、太陽の光で育ててください。
リビングファーム水耕栽培では育成ポットにハイドロボールで固定し育成ボックスいれ

LEDなどで育てます

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陽の光、LEDの光でパクチーは急激に成長します

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そろそろ収穫の時期です、大きくなった外の葉っぱから摘んで収穫します

真ん中の芯の部分を残して収穫すると、又大きく茎が伸びてきます。

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パクチーの苗作りはこちらから      定植する育成キットはこちらから

3月です、春です、水耕栽培の季節です  3月4日

3月になり、所々に春の気配が見え始めています。

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家の福寿草や金木犀が咲き、そして今朝は梅の開花を見ました。

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しかしまだまだ寒さは厳しく、庭の土も冷たいく種を植えるには早いですね。

そこで水耕栽培で苗作りはいかがですか?水耕栽培用のウレタンスポンジ培地にお好きな種を植え、暖かい室内で発芽を待ちます。

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今から植える野菜やハーブは、少し寒くてもしっかりと育つ品種を選びます。寒さに強いリーフレタスではロメインレタスです。

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ミズナも寒さに強い冬の野菜です。

パクチーも本来南方のハーブと思いますが、意外と寒さに強いです。

イタリアンパセリ、パセリもこれから植えても水耕栽培で可能です。

また花の種をウレタン培地に植えて、水耕栽培で苗を育てて、暖かくなってからプランターや畑に植える「水耕で育苗」する方法もあります。

この「水耕で育苗」で苗を育てると、種を無駄に土に播かずにすみます。

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培地で大きく育った苗だけを選んで、プランターや畑に植えてあげます。

季節や温度に関係なく苗を作るメリットがあります。ひまわりなどを早く5〜6月ごろに咲かせたいときは3月末ぐらいに種を植えます。


まだまだ野菜が異常気象で価格が高騰している折でも、季節に関わらず水耕栽培で美味しい野菜を育てることもできます。

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ベビーリーフも栄養価満点で、野菜ビタミン不足の時期には最適です。


水耕栽培は従来の固定した方法では育てられなかった野菜、ハーブそして花なども収穫できます。

春です、これからがお部屋で育てる水耕栽培の季節です、ぜひチャレンジしてください。

寒さにも負けず水耕栽培で丈夫な野菜が収穫できました 2月23日

今年初めから続いている寒波も、立春過ぎて2月下旬になっても相変わらず凍えるような寒さです。

露地で育てている冬の野菜もさぞかしこの寒さでは大変です。

リビングファームの農園(会社内で栽培)では室内の温度も暖房機つけても夜間はかなり低いのでリーフレタス等は成長が遅いです。

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それでも1月に植えたロメインレタスの8株は順調に育って、寒さに強いところを示しています。

既に何回かロメインレタスの葉っぱを収穫してサラダで食べていますが、少しパリパリですが美味しいです。

リビングファーム方式の水耕栽培で育ったロメインレタスは根もしっかりと生えているので、1ヶ月ぐらい数回収穫できるのが素晴らしいです。

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冬の葉っぱといえばミズナですが、これも水耕栽培向きの野菜です。

やはり1月に種植えしたミズナは既に数回収穫してます。

収穫はまとめてカットするのでなく、大きくなった葉っぱから収穫しますので、1ヶ月は新鮮なパリパリしたミズナが楽しめます。

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パクチーは本来南方の野菜と思いますが、意外と寒さにも強いです。

同じく1月にタネウエして、リビングファームの水耕栽培器のLEDで育っててきました。

先週から収穫が始まり、摘んだパクチーの葉っぱをサラダに混ぜたり、スープに入れたりして楽しんでいます。

パクチー、ミズナそしてロメイレタスもこの寒さに育つ野菜なのでビタミンなどは多く含んでおり、

この時期には風邪やインフルエンザなどにかからないような予防になるかと思います。

パクチー、ミズナ、ロメインレタスを水耕栽培キットで育てる

寒さにも強い野菜を水耕栽培しています 2月2日

2018年は寒さのなかで明け、そして1ヶ月過ぎましたが寒気団はまだまだ居座っているようです。

まだまだ春の気配は何処にも無く、2月1日には又東京でも雪の予報が出ております。

スーパーなどの野菜売り場では通常の3〜4倍の価格が付いて、家内も大変ぼやいております。

しかし私の家では水耕栽培のおかげで、毎朝新鮮なサラダを食べることが出来るのでビタミン不足にはならないようです。

室内で水耕栽培していても、寒さはやはり野菜の生育には大敵です。

特にリーフレタスなどは夏の暑い時期の半分以下の成長で、又葉っぱも少し硬めです。

そこでリビングファームの室内ファームでは、昨年暮れから寒さにも強い野菜を選んで水耕栽培しています。

まずイタリアンパセリ、パセリ、パクチー、ロメインレタス、バジルそして冬の鍋料理に最適な葉っぱのミズナです。

これらは昨年暮れと、今年新年になってからスポンジ培地に植えて、苗作りしました。

イタリアンパセリとパセリは12月25日に植え、定植は1月15日、パクチーは1月8日に定植してからどんどん成長しています。

ロメインレタスは1月10日に定植、バジルは早く1月5日定植しました。

ミズナは1月7日に培地に植えて、1月24日定植しましたが順調に育っています。

みんな冬の寒さにもめげず頑張って育ってくれています。

後10日〜15日ぐらいで収穫します。

野菜の高騰の折には家庭で育つ水耕栽培は大変ありがたいですね。

パクチーは植えてから35日目です、リビングファーム方式で育てると根がしっかりと伸びてきます。

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ロメインレタスは寒さに強いリーフレタスです。

ミヅナは今年に入ってから植えましたか、寒さに耐える野菜で順調に育てっています。

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イタリアンパセリ、パセリも寒さに強いハーブです

バジルは12月末に植えましたが、良く育っています。

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2018年 明けましておめでとうございます 1月3日

平成30年(2018年)です、明けましておめでとうございます。

今年はリビングファーム創業5周年になります、皆様のご愛顧を感謝いたします。


昨年は天候不順で野菜が高騰して、植物工場の水耕栽培野菜が大変注目されました。

植物工場の野菜は室内の密閉された空間で計画生産されるため、天候などの影響がほとんどありません。

そのため価格も安定している為、露地栽培が高騰しているときはより安く市場におかれており、無農薬野菜でもあり大変売れました。


植物工場はほとんどが新しい農法の水耕栽培で行われております。

リビンファームはこの植物工場の農法をより簡単に安い費用で家庭で美味しい新鮮野菜が作れるLED付き機器を開発し、5年前から他社に先駆けて販売を始めました。

特に昨年から多くのお客様から支持をいただきました。


水耕栽培を簡単に始めたい方へはベビーリーフなどを太陽光を活用して育てるキットがあります。

リーフレタスなどの野菜を作りたい方はリビングファームが独自に開発したLED装着した水耕栽培キットがあります。

ご家族のために数種の野菜を作る大型水耕栽培機器もあります。

LEDを使わずに太陽光を充分活用できるご家庭で育てられるキットもあり、自作の水耕栽培も応援しております。

昨年,野菜ではパクチーが大変注目されまして、パクチーの種付き育苗・育成キットのご購入が目立ちました。


今年は天候不順や健康志向が後押しして、さらに水耕栽培野菜が注目される年になります。

リビングファームではご家庭で作られる野菜が皆様にとってより安心安全で栄養価の高い野菜が収穫できるよう提案し続けます。

7年以上前から市場で売られている野菜の種のうち約90種以上を水耕栽培で発芽させ、育苗、育成をしてきました。

その中でも水耕栽培に適した種を選び、さらに今年は特に栄養価の高い野菜を推奨してお伝えしたいと思います。

リビングファームの機器で育ち、収穫してきた野菜の内ビタミン、ミネラルそしてポリフェノールの多く含む野菜を推奨していきます。

栄養価の基本的数値は文科省から発行された食品分析表を参考にしており、一部の野菜はリビングファームで育ててた野菜を日本食品分析センターへ持ち込んで解析してもらっています。


今年は、昨年より推奨しています栄養価の高い野菜を中心に水耕栽培方法に付いてお話していきます。

栄養価高い野菜のうちでもパセリ、イタリアンパセリ、ケール、クレソン、パクチーそしてバジルなどに注目します。

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それぞれリーフレタスより発芽、育苗など難しいときがありますが、大きく成長してからは何回も収穫できる便利な野菜です。

今年は少しでの皆様の健康生活にお役に立てばと思います

ではリビングファームをご愛顧お願い申し上げます。

リビングファーム水耕栽培キットのお求めは


LEDは将来の農業の救世主です  12月14日 

昨夜12月13日のNHKの番組で、玉川大学の植物工場が紹介されておりました。

玉川大学でLEDを使ってリーフレタスなどを育てる研究を長年なさっている渡邊博之教授の解説で最新の植物工場の紹介がありました。

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玉川大学の植物工場は実験の段階を過ぎて、今では出来た野菜を小田急線沿線のスーパーなどで既に販売されております。

発売後大変好評で植物工場野菜フアンも多くなっているようです。

とにかく完全密閉した部屋で育てるので、病気や害虫の心配が無く無農薬で安心して食べられるのが良いですね。玉川大学の植物工場では赤LEDと青LEDと駆使してリーフレタス(グーリンウエッブなど)を水耕栽培で育てています。

なぜ赤LED、青LEDで育つかが不思議なところですね。

太陽の光を波長の長さで分解すると紫色から始まって、青色、緑色、黄色そして赤色へと変化します。

その色のうちで植物の葉っぱにある葉緑体の中では青と赤の光が多く吸収され、光合成がどんどんおこなわれています。

緑色は表面で反射されあるいは透過したりするので人の目には葉っぱは主に緑色に見えてます。

緑、黄色などの光は反射しますが、一部は透過したりして下の葉っぱのエネルギーにはなります。


玉川大学の実験では赤LEDと青LEDそして赤と青LEDのミックスの3通りでベビーリーフを育てています。

それぞれの光の違いで出来るベビーリーフの形、色、味わい、栄養価が異なることが明確になったようです。

このNHKの番組の中でも訪問した爆笑問題のお二人が実際に食べた味わいを紹介しておりました。赤LEDだけで育てたベビーリーフの葉っぱは大きく綺麗な黄緑に育っており、食感は柔らかく味はまろやかと印象を言っておりました。

青LEDだけで育てた葉っぱは形は少し小さく出来、色もところどころ赤みがありました。

食べた食感はパリパリですこし苦味があり、その苦味がポリフェノールなどの栄養素が多く出来ているようです。

赤と青LEDをミックスで育てた野菜は大きく育ち、ところどころ赤みもありました。

二人が食べた印象は前の二つに比べて味わいもあり、美味しかったようです。


このように同じ条件で育てたリーフレタスも光の色違いで成長具合、栄養価などの異なることが判りました。

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リビングファームでも数年前に同じ様な実験しました。
参考サイトhttps://www.living-farm.com/article/15231388.html


赤、青、白そして赤&青LEDを当ててリーフレタス(マザーグリーン)を育てました。

その結果ではやはり赤が葉っぱの量も多く、次に量も多く美味しい野菜が出来たのは赤と青のミックスLEDでした。

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リビングファームのLED360は青色LEDは440nm、赤色では660nmの波長を装備しております。

さらに赤LEDと青LEDの比率を3:1に設計しており、長年の実験によりこの比率は葉菜のような植物が順調に育っていいることが実証されています。

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リビングファームのLED600でも同様な比率で、LED360の倍の光源を装着しております。

このようにして植物工場でも家庭内の水耕栽培器でもLEDを活用して、美味しく栄養価の高い野菜が作られております。


LEDから発する光の隠れた力をもっと研究すると将来の農業に文字通り光明が見えてくると思います。

リビングファームのLED360、LED600のお求めは

障がい者が活躍できる街中野菜農場『ケア・タウンファーム』

 

数年来のコロナ禍の中で在宅ワークをする方が増え、家庭のお部屋で楽しむ

水耕栽培愛好家が急激に増えてきました。

またレストラン、特別支援学校、介護老人ホームなどでも、無農薬、健康、癒しなど

の指向により水耕栽培が大変注目され、野菜テラスや大型水耕栽培器の導入が進んでおります。

その中でいろいろな障害を持った人や高齢者が、この水耕栽培に関心を持って

携わっていることが判ってきました。

特に特別支援学校(障害者のある小学生から高校生が通学する)で癒しと同時に職業訓練として

水耕栽培を教材にしているところが増えています。

各種障害者施設を訪問して、直接障害者を指導させていただきながら、

この水耕栽培は障害者にも気楽に理解し、楽しめるものだということも判ってきました。

 

そこでリビングファームとしていろいろな障害のある方も楽しく、やりがいを

もって仕事に従事できる場を、ケア・タウンファームで実現させたいと考えて

おります。 

そして水耕栽培という近未来農業で、障害者の人々が将来に於いても夢をもって

希望のある仕事に就けることを望んでおります。

 

 

障がい者や高齢者が楽しめる水耕栽培

リビングファームの水耕栽培は室内で種から苗を作り、野菜テラスなどに定植して

植栽用LEDで育てる楽しみ、無農薬野菜を収穫して食べる楽みもあります。

種を植えた培地から緑の発芽を見たときは感激です。

定植後も育てることに手間がかかりますが、愛着も出てきます。

そして定植後20日~30日後には大きくなった葉っぱから収穫して、サラダなどで

食べるときは、自分が育てた野菜に感激です。

    

リビングファームの流水型水耕栽培器野菜テラスは高齢者の入居されている

千葉県の介護ホームで活躍しております。

大型水耕栽培器RHWシリーズは和歌山県の特別支援学校で障がいののある生徒さん達に技術習得

しながら楽しまれています。

  

 

障がい者には身体障碍者、知的障害者そして精神障害者などがいらっしいます。

その中でも精神障害者の雇用率が低いようです。

常日頃、リビングファームでは野菜やハーブなどを室内で水耕栽培していますが、

植物からいろいろと学びながら、精神的には大変癒されております。  

精神的に何か悩みのある人も植物を見たり、触れたり,嗅いだりすることにより癒される

ものと思われます。

  

 

会社、事業所そして地域のケアタウンファーム

障がい者がやりがいのある小さな農場経営

 

この企画の背景は

 

〇危機的状況にある日本の農業の問題です。

 特に地方にある農村では高齢化、人手不足、温暖化による災害の頻発などで、

 農業の持続可能性は益々厳しいものになっていきます。

 新しい農法としての水耕栽培を使った植物工場も3次ブーム以来いろいろな問題を抱え、伸び悩んでおります。

 そこで全く新しい発想で、日本の農業を考えていきたいと思います。

〇都会では同じく老齢化で空き家、空き室が増え続けています。

 東京都でも90万個以上あるとのことです。

 企業でもテレワークなどで社内勤務者が減り、空き室が増えているようです。

〇企業に於いては障害者を一定の割合で雇用する義務がありますが、本来の目的である健常者と障害者が

 一緒に働けるような場の提供が少ない。

    

 

都会の空き室問題、農業問題そして障がい者雇用の解決策として

街中野菜農場 『 ケア・タウンファーム』を提案します

〇都会の消費地に極限まで近づいた究極の地産地消。

 地域(会社)のニーズに合わせた野菜食品を販売する。

    食料廃棄の無い農場

〇都会(会社)の空き部屋活用によりコスト削減

 地域(会社)の活性化に繋がる

〇障害者や高齢者の最適なワーキングスペース

 1年中快適な空間で、気楽に農作業に従事できる。障害者、高齢者の雇用を促進

〇超小型、低投資、低コスト運営そして新しい価値が生まれる

 野菜を売らず、野菜を加工して地域でニーズのある商品を販売して、利益の出る農場

 障がい者、高齢者そしてスタッフと知恵を出し合って売れる商品作り。

〇特例子会社のタウンのファーム

 特例子会社とは一定の条件(障害者5人以上雇用、本社と資本、役員の繋がりがあるなど)

 を満たすと、本社の障がい者雇用の人数に反映出来る。

 特例子会社は会社の空き室にケア・タウンファームを設置して、会社とは社員の交流など

 図り、健常者の社員も障害者の気持ちに少しでも寄り添う機会ができる。

     特例子会社  https://www.mhlw.go.jp/content/001027591.pdf

 

 

  

無農薬野菜・ハーブを商品に加工して販売する

   

〇収穫した無創薬野菜やハーブをそのまま売らず、栄養一杯の健康サラダに加工して販売

    リーフレタス、ケール、パセリ、イタリアンパセリなどをアソートした健康サラダ

〇無農薬バジルを収穫してジェノベーゼソースに加工して販売

〇無農薬ケールを加工してスムージにして販売

〇ミント、レモンバームをハーブ水、ハーブティーとして販売。

〇ベビーリーフやマイクロプランツなど付加価値野菜の販売

   

販売のやり方

無農薬野菜・ハーブを加工して地域の人に直販(ケータリングサービス)したり、

フードショップ、カフェなどに卸販売します。

   

社内一室ケア・タウンファームは社内食堂、カフェで販売。社員の健康維持に貢献。

   

この様に障がい者を積極的に多く雇用している企業は『ホワイト企業』として高く評価されています。 

 

障害者白書にあるように『障がいの有無により分け隔てのことのない共生社会の実現』に向けて少し

でも近づければと思っております。  

 

 

 

 

 

 

 

 

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